愛さなかったから愛されなかったのだ
最後のところで自分を守ってしまったから
最後のところで手を離されたのだ
by 銀色夏生 『悲しがる君の瞳』より
終わってしまった恋を振り返る時
こんな気持ちになる時があります。
手を離してしまったのは
きっとそれでもいいと、
私がどこかで思っていたから。
致命傷を受けるまえに
知らず知らずのうちに
少しずつ、ほんの少しずつ
心がフェードアウトしていたんだわ。
本当に離れたくなければ
何があっても手を離さなければいい。
どんなに傷ついても
一緒にいればいい。
そんな強さがあればいいのに。
そんな恋ができたらいいのに。
明日も一日、笑顔ですごせますように