遊園地再生事業団+こまばアゴラ劇場
『子どもたちは未来のように笑う』
作・演出:宮沢章夫
2016年9月3日(土)-25日(日) 26ステージ
会場:こまばアゴラ劇場
http://www.seinendan.org/play/2016/06/5230
を見てきました
妊娠と出産についての芝居ですが
シン・ゴジラも良いですが
君の名は。も良いんですが
是非一度
作・演出:宮沢章夫さんのものを見て頂きたい
考えてみることよりも
素直に感じることの面白さ
使ったことのない脳を一部をいじくられるような
不思議な感覚と
そして
最後までしっかり見れて
メッセージがしっかりと伝わり
その後
自分でいろいろ考えられる舞台になっている
また違った意味での面白さがある
女性の考えや凄さや覚悟や
男性のダメな感じや幼稚なところ
「子ども」のことをもっと考えた方がいいこの日本人には是非みてもらいたい舞台です
1000年後
西暦3000年になることには
今の統計のままでいると
ほぼ日本人はいなくなる
少子化が加速して
今のままのデータの場合はですが
https://www.youtube.com/watch?v=cCQxTUpW2VE
トリビアの泉「日本の人口は2003年のデータで計算すると西暦3000年に27人になる」
国が!政府が!時代が!企業が!
では無くて
本当はもっと単純なところに問題があって
でも
それをどこか言いにくいような
どこからハッキリしない方が良いような
日本人の察することと
外国から主張が強いことが良いとの混ざり具合が
今絶妙に悪く
少子化に向かって
女性だけの問題ではなくて
本当は男性にも多くの問題が合って
弱いと思って結婚して強いのは女性で
頼りになると思って一緒になったら男はみんな頼りない
強い女が頼りない男を頼るのが結婚で出産だったりもする
僕は毎年
人を殺めている
多い時では一年に数十人
もう千人以上の子どもを殺める決断の後押しをしている
占いを初めてからずーっと自分の中で抱えていたことの一つで
「子どもをおろすか、おろさない」の相談と言うよりも
「子どもをおろしたいですが、良いですか?」の占い相談が来る
最初は「そんなことを占いで決めるなよ」
と
思っていた
毎回いろいろな話を聞く
「誰の子か分からない」
「お金がない」
「まだ学生」
「彼が、バンドマンで働かない」
「彼には内緒」
「年齢」
「レイプ」
「障害がある子」
いろいろな理由の中
今の日本人はデータ的には毎年約30万人は中絶の選択をしている
理由はいろいろですが
できるだけ
産んで育てる方向に進めますが
「あなたが産んで育てるわけではないから」と
相談に来る僕に怒りの矢が向くこともある
「早く。おろした方が運気が上がる」
「おろすとラッキー」
「あなたは子どもをおろす運命にあります」
そんな言葉を望んでいる人もいる
嘘ではなく
希望を持たせるように
今は縁がないんでしたら
次は〇〇ですね
と
中絶を後押しすることもある
それで少しは楽になるのか
罪の重さを自分と彼と僕に分散しているのか
本当の心を内は分かりませんが
僕は
毎年何人もの人を殺めている罪重き人だと思う
占いをすると言うことはこういったことへも関わることだと
20年前に知った
日本人の男は
まだ
どこか自分が嫁と子どもを食わせる
と
根づいている
だから子どもを産んで育てることが「無理」だと思ってしまう節もある
海外のように
無痛分娩にして出産後、2、3日で仕事に行けるようにする
「出産が病気じゃないから」の考えを徹底して
出産後のベビーシッターの数を増やして
子育ては他人に任せる方が良いのか
制度や法律の問題でもなく
そんなことがない
原始時代だって人は産まれて育っている
もっと教育をしっかりさせるべきなのか
いろいろな問題解決方法があり
いろいろな改善方法がきっとあり
遊園地再生事業団+こまばアゴラ劇場
『子どもたちは未来のように笑う』
作・演出:宮沢章夫
2016年9月3日(土)-25日(日) 26ステージ
会場:こまばアゴラ劇場
http://www.seinendan.org/play/2016/06/5230
では
この問題を戯曲化されて
そして
生きることや出産や妊娠について
もっと考えることができる
視野を広げてもらえる
いい刺激になる舞台です
演劇や舞台や芝居が好きな人にも是非見てもらいたい舞台です
脚本を手掛ける仕事をやっている人や
それを目指す人にも是非おススメです
宮沢さんがどんだけ本を読んでどれだけ情報を持っているかと思うと
ぞっとするくらい凄い舞台になっています
遊園地再生事業団+こまばアゴラ劇場
『子どもたちは未来のように笑う』
作・演出:宮沢章夫
2016年9月3日(土)-25日(日) 26ステージ
会場:こまばアゴラ劇場
http://www.seinendan.org/play/2016/06/5230
人生はいろいろな人の考えの中で生きている
どれが正しくてどれが悪いのか
全ての問題は生きている人の中で起きて
そして繋いで行くだけ
ただ
そう思っただけ
遊園地再生事業団+こまばアゴラ劇場
『子どもたちは未来のように笑う』
作・演出:宮沢章夫
2016年9月3日(土)-25日(日) 26ステージ
会場:こまばアゴラ劇場
http://www.seinendan.org/play/2016/06/5230