BLです。
苦手な方、受け付けない方は、お戻りくださいね。
「雅紀にい、オレも、そろそろ帰るね。」
「うん。翔ちゃん、明日からのスキー合宿には、僕のアパートから行くでんしょ?」
「うん、そのつもりだけど。」
「スキー合宿って、4泊5日だっけ?また、離ればなれなんだ。」
…さとみさん、痛いとこ、つくな。
「だって、試験期間中は、櫻井君の勉強の邪魔になりたくない、って、相葉先生、会うのずっと我慢してたのに…。」
「仕方ないよ。一年生の校外活動で、全員参加、必須なんだから。ねっ、翔ちゃん。」
…雅紀にい。ごめん。我慢ばっかさせて。
「だから、今夜は雅紀にいの所に泊まる。
雅紀にい、部屋で待ってるね。」
「うん。また、後でね。」
…雅紀にい。それ、ウインクのつもり?両目、瞑ってるんだけど。
さとみさん、後ろ向いて、めっちゃ、肩を震わせてるし。
雅紀にいのアパートは、北海道から帰った時に、生活が不規則になったら家族に迷惑が掛かるからと、借りたものだ。
夕方、オレはリュックを担ぎ、スキー合宿の荷物が入った、キャリーバッグを引き摺りながら、家を出た。
多分、雅紀にいとのことを、薄々気がついてる母さんは、黙って送り出してくれた。
雅紀にいの部屋に着くと、大好きな、雅紀にいの匂いが、いっぱいする。
途中のコンビニで買った、おむすびとお茶を取り出し、食べながら、雅紀にいの帰りを待った。
…つづく。