バラの枝は凍りついて、雨氷(うひょう)のよう。
雨氷は、気温が氷点下になっても雪でなく雨が降り、雨が木の枝に当たる衝撃で凍りつく現象。こんな光景になります↓
椿の花も、氷を被っています。つややかな葉っぱもより光輝きます
足元には、花弁が雪に舞っていました。よく見ると、椿の花弁はハート型。可愛らしい
よくお気付きで。花首ごと落ちてませんね。そら、風で花弁が舞ってますから。
ちなみに、椿は花首ごと(園芸種によっては花弁で)、葉に鋸歯があって小さめのサザンカは花弁で散るんです。
今回の雪は風があったせいか、こんなことに。どこも、雪が付いてるのは北側でした。
これが大荒れになると、「八甲田の亡霊」と呼ばれる光景になります。日米戦争の最中。八甲田山の木が、一方からの厚い雪によって人型(しかもズラッと)のようになり、米軍は「亡霊がでた(当然英語で)」と、戦地である八甲田山から逃げ帰ったとのこと。