滋賀・大津に住む僕にとって、少し気になる投稿ネタがあったので、今日は、そのことについて記載します。

今年の花火大会

毎年8/8に大津の浜大津付近を中心に、びわ湖大花火大会が開催されます。

(但し、8/8が土日となった場合、あまりに人出が多くなりすぎて安全確保が困難として、平日に開催がずらされますが)

コロナ禍の際は中止だったので、昨年4年振りに開催され、県内外から約30万人の方が来られました。

 

この際、平日開催ながら4年振りということで多くの人が訪れ現地が混乱すると予想されたことから、例年より有料観覧席を増やして人混みの緩和をしながら開催することとなり、有料観覧席と無料ゾーンの間には高さ4mの壁が万里の長城のように延々と設置されたこと、これに対し会場に最も近い大津市・中央学区の自治連合会が高い壁のために近所の住民は花火が見えないのに音はうるさく、また、マナーの悪い観客によるゴミのポイ捨てで大迷惑するというデメリットしかない花火大会は地域密着とは言い難いので開催を反対するとの決議文を大津市に提出したことが大きく報道されました()。

 

主催者側は「地域住民の理解が得られず残念だが、今年は予定通り開催し、来年以降、やり方を考える」と回答、予定通り開催され、その後、滋賀の三日月知事が定例会見の中で「来年は開催場所変更を検討する」と言ったとの報道()もありました。

 

その後、しばらく音沙汰がない状態が続きましたが、昨年12月、市のLINEを通じて花火大会開催に関するアンケートがあり、先月、その結果まとめが以下のリンクのように公表されました。因みに僕もアンケートには回答しています。

 

 https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/025/1604/g/kanko/58867.html 

 

 

回答数2401と決して多くはないですが、花火大会について、77・5%が「愛着や誇りを感じている」、72・3%が「市の観光振興に役立っている」、71・1%が「大津のまちの魅力向上に役立っている」などの意見だったとのこと。

また、開催場所から離れる居住地ほど花火大会に肯定的ではない意見が多くみられたとのことですが、市内とは言え遠く離れたところの見られない方が、大会に市が税金を使って経費負担を援助することに肯定的でないのは当然の結果と思います。

 

そして、肝心の「今後も開催を望むか」の問いには73・5%が「はい」の回答。市は、開催経費の負担を続けることについて「市民理解が得られる環境にある」とし「実行委員会において必要な議論を求めていくとともに、市民への丁寧な説明に努める」と、まとめています。

 

まぁ、そんなもんやろうという結果でしたが「賛成が多いから今年もやるよ!」と言うことだけが方向付けされたようです。

中央学区ほど近くはないけど開催地にかなり近いところに住んでいる僕も「花火大会でのゴミのポイ捨てや車の大渋滞は正直、大迷惑やなぁ」感じているので、もっと近いところに住んでおられる方は、たまったものではないと思われるのも当然だと思います。

今年も例年同様に開催するのなら、せめて、近隣の希望者の方には有料観覧席の優先斡旋等の配慮を検討してほしいと思います。

 

 

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