一昨日、フェスティバルホールに聴きに行った大阪フィルハーモニー交響楽団 第575回 定期演奏会のことを書きます。指揮は井上ミッキーで、首席指揮者も務めた大フィルとの定期演奏会での指揮は1980年から始まり19回目の今回が2枚目の画像に記載されているように最後の出演となりました。
出演
指揮:井上道義
独唱:アレクセイ・ティホミーロフ
合唱:オルフェイ・ドレンガー
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:崔文洙(楽団ソロ・コンサートマスター)
プログラム
前半
J.シュトラウスⅡ世:ポルカ・フランセーズ 「クラップフェンの森で」
ショスタコーヴィチ:ステージ・オーケストラのための組曲(ジャズ組曲第2番)より
行進曲(第1曲)、リリック・ワルツ(第5曲)、小さなポルカ(第4曲)、ワルツ第2番(第7曲)、ダンス第1番(第2曲)
後半
ショスタコーヴィチ/交響曲 第13番 変ロ短調「バビ・ヤール」
第1楽章 バビ・ヤール
第2楽章 ユーモア
第3楽章 商店にて
第4楽章 恐怖
第5楽章 立身出世
解説書によると、この曲は『1941年、ウクライナ・キーウ郊外のバビ・ヤール(「女たちの谷」の意)でナチス・ドイツがユダヤ人を虐殺。詩人、エフゲニー・エフトゥシェンコは、このバビ・ヤールを訪れた際、改めてユダヤ人の悲劇に目を向けねばならない、と考え、1961年に同名の詩を発表。ドレフュス事件やアンネ・フランクに触れつつ、「全ての反ユダヤ主義者」を詩の中で告発したエフトゥシェンコの勇気に心打たれたショスタコーヴィチは、この詩を用いて交響曲を書こうと思い立つ。第1楽章にこの「バビ・ヤール」が置かれるが、それ以降の楽章では既存の詩から「ユーモア」「商店で」「立身出世」がそれぞれ第2,3,5楽章とされ、「恐怖」と題する詩が書き下ろされ第4楽章に用いられた。第2楽章以降があからさまに反体制的な内容を含む詩であることもあいまって、バス独唱者は次々と交代を余儀なくされた』というようなメッセージ性の極めて強いものとのこと。
僕としては、解説書を読み、演奏を聴きながら訳詞を見ても、内容が充分理解できるものではなかったので、感想は単純になりますが、只々「凄かった」ということ。
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マエストロ道義との共演は毎回色々なことが起きて刺激的で楽しかったです!ありがとうございました。
— 大阪フィルハーモニー交響楽団 (@Osaka_phil) 2024年2月10日
※定期は最後ですが、3月&4月も共演します!
※こちらの写真はCb.山田俊介が撮影いたしました。 pic.twitter.com/pPkvN3ICqW
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2024年2月10日(土) 2日目
— 井上道義オフィシャルウェブサイト (@michiyoshi_web) 2024年2月10日
大阪フィル 第575回定期演奏会
フェスティバルホール@Osaka_phil
今回、体調にはすごく気をつけてがんばりました。ティホミーロフ今日がベスト👍🏻1980年から指揮してきた大阪フィルとの定期演奏会はこれで終わり。ABC主催にて大フィルとの共演は4回残ってる。 https://t.co/FqRIAu2hVU pic.twitter.com/OZbmNxmOtZ
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【#井上道義 #アレクセイ・ティホミーロフ #オルフェイ・ドレンガー】
— KAJIMOTO (@Kajimoto_News) 2024年2月10日
井上にとって最後の@Osaka_phil 定期公演を終えました。15分に及ぶ熱狂的な喝采ありがとうございました!!実は、初日の演奏がNHK-FMにて収録されています。N響とは別日にて放送されますので、放送日が決まり次第ご案内します😄 pic.twitter.com/ZFn22I8hRE