昨夜は、京都市交響楽団 特別演奏会「第九コンサート」を聴きに行ってきました。

京響の第九・特別コンサートは昨日・今日の2日公演ですが、定期会員には昨日が割り当てられてるので、僕の今年最後のコンサート鑑賞となりました。

指揮は楽団桂冠指揮者の大友直人さん、ソリストはソプラノ・小林沙羅さん、メゾソプラノ・鳥木弥生さん、テノール・西村悟さん、バリトン・大西宇宙さんで、コーラスは京響コーラスです。

 

  出演

指揮:大友直人(楽団桂冠指揮者)

ソプラノ:小林沙羅

メゾ・ソプラノ:鳥木弥生

テノール:西村悟

バリトン:大西宇宙

合唱:京響コーラス

管弦楽:京都市交響楽団

 コンサートマスター:泉原隆志

 

  プログラム

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱つき」

 第1楽章 Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 第2楽章 Molto vivace 
 第3楽章 Adagio molto e cantabile
 第4楽章 Presto - Allegro ma non troppo

 

僕が京響の第九を聴くのは広上淳一さん指揮の2021年以来ですが、前回()、合唱団はP席に配置され市松模様のように、前後左右に間を空けて立ち、マスク着用・飛沫を飛ばすために首にポータブル扇風機ををかけての歌唱でした。

今回は、最下部に貼った公式X(旧Twitter)の画像のように、合唱団はP席ではなくステージ最後方に配置され、マスクも扇風機もなしでの歌唱となりました。オケのメンバーよりも早く登壇、演奏前から着席。おそらく70名強だと思います。
 
オケの編成は、14-12-10-8-7。
ややゆっくりめの速さでの演奏。今年の第九は2本でしたが、1本目に聴いた読響()に劣らない素晴らしい演奏。弦の音圧が高かったし、フルート首席の上野さんの演奏が秀逸!!グッ
通常の定期演奏会では、前プロとメインプロで木管の首席・副首席が入れ替わりになることが多く見られますが、今回はクラリネット小谷口、オーボエ高山、ファゴット中野の首席が揃って乗っておられたので、演奏がより締まっていたように思います。
また、第3楽章の弦のピッチカートの演奏が綺麗でしたキラキラ
 
そして、第4楽章ですが、ソリストの中で先ず歌うバリトンの大西宇宙さんが凄かったびっくり
真っ正面を向かって歌うのでなく、ホール中に声が届くようにということか身体を左右に少し振ったりしながらの熱唱びっくりマーク
圧巻でした。

コーラスは正直、読響の時の新国立劇場合唱団には迫力は及ばないけど、マスクなしで歌えたこともあり、なかなかの力強さOK

他のソリストについてはテノールの西村さんも素晴らしく、初聴きだったメゾの鳥木さん、何度か聴いたことのある小林さんもちゃんと声が響いていました。読響の時はソプラノの森谷さんが圧倒的な声量だったし、小林さんはそれほどではなかったものの4人で歌うところでは、むしろソリスト同士のバランスが昨日の方が良かったように思います。

クライマックスは大友さんも渾身の指揮でオケを煽り、大いに盛り上がってフィナーレ音譜

大喝采とブラボーの嵐となりました拍手

 

開演19時、終演20時15分。

下に公式X(旧Twitter)のリンクを貼ったように、昨日・今日とも完売で当日券なし、P席まで埋め尽くす満席。

楽団長の門川大作・京都市長も夫婦で来場されていました。

 
今年最後のコンサート鑑賞でしたが、周囲の環境もよく、満足な公演となって良かったですニコニコ
 

 

https://twitter.com/kyotosymphony/status/1739982767721791587?t=kX7DiOE_rrTBgtXGA4QzSg&s=19