金曜日に兵庫芸文センターに観に行った、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」のことを書きます。毎年恒例の真夏のオペラ公演で、観に行った7/14が初日、それと15~17日、19~23日の8日間、Wキャストで開催されます。僕は今回、座席のグレードを落として、両方のキャストを観る予定で、14日の公演は外国人を中心としてAキャストでの公演でした。

 

  キャスト

ドン・ジョヴァンニ:ジョシュア・ホプキンズ
騎士長:ニコライ・エルスベア 
ドンナ・アンナ:ミシェル・ブラッドリー
ドン・オッターヴィオ:デヴィッド・ポルティーヨ
ドンナ・エルヴィーラ:ハイディ・ストーバー
レポレッロ:ルカ・ピサローニ
マゼット:近藤 圭
ツェルリーナ:アレクサンドラ・オルチク

  スタッフ

指揮:佐渡 裕

管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
 コンサートマスター:ステファノ・ヴァニヤレッリ(客演:トリノ王立歌劇場管弦楽団コンサートマスター)
チェンバロ:森島英子
合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団
合唱指揮:矢澤定明
演出:デヴィッド・ニース
装置・衣裳:ロバート・パージオラ
照明:高沢立生
スペシャル・ゲスト・ヴォーカル・コーチ:デニス・ジオーク
ヴォーカル・コーチ:森島英子
演出補:飯塚励生
装置助手:ニコラス・コスナー
衣裳助手:小栗菜代子
かつらデザイン:アン・ネスミス

舞台監督:幸泉浩司
プロデューサー:小栗哲家

 

芸文センターHPの特設ページで、この物語のあらすじは以下のように記載されています。

オペラのあらすじを全て知った上で、公演を観た方がいいくらいだと僕は思っていますが、ここでは結末まで記載されていないし、まだ公演が続いているので、敢えて書くのをやめておきます。

  あらすじ

スペインの貴族ドン・ジョヴァンニは、行く先々で、女性たちと関係を持っている。

ある夜、忍び込んだドンナ・アンナの邸で、彼女の父親である騎士長に見つかり、決闘の末に殺してしまう。
その場を離れたドン・ジョヴァンニは昔棄てた女性ドンナ・エルヴィーラに出会うが、彼女をかわし、新婚の花嫁ツェルリーナを口説きだす始末。

一方、復讐を誓うドンナ・アンナとその婚約者ドン・オッターヴィオも彼を追う。性懲りもなく放蕩を続けるドン・ジョヴァンニ。

しかしそこへ、ある男の声が語りかけてきて・・・。

 

公演予定時間は、以下の通り、休憩25分込みで3時間半の長丁場です。
主要キャスト8人の中で、ドン・ジョヴァンニ役のジョシュア・ホプキンズ、騎士長役のニコライ・エルスベア 、ドンナ・アンナ役のミシェル・ブラッドリー、ドンナ・エルヴィーラ役のハイディ・ストーバーと半分の4人が初来日。
他の方も含めて、僕が知っているキャストは一人もいませんでした。
 
僕の座席は下手側2階サイドバルコニー前方でピットを見下ろすような位置だったので、オケの演奏が籠らず届いてくるのでその音量が大きく、一部、歌唱が聴きづらいところもあったんですが、各々のソリストは、ここぞという時には、オケの音量に負けない歌唱を聴かせる瞬発力みたいなものもっておられると感じましたびっくり
中でもジョシュア・ホプキンズ、ミシェル・ブラッドリー、ハイディ・ストーバー、近藤 圭さんが良かったように思いますグッ
ピット内の佐渡さんは、舞台の方にも注意を払いながら、終始、気合の入った指揮でオケを鳴らしている姿が2階からはよくよく見えましたウインク
それから、兵庫芸文のオペラは、やっぱり、セットや衣装が綺麗で見応えがあるのがいい!!
下の写真は「カーテンコールは撮影可」との事前貼り出しや字幕電光板での表示に基づき撮影したものですが、劇中はセットの柱の上側が扉になっていて、そこから人が現れたりもチョキ
 
そして、ブラボーが飛び交うカーテンコールでフィナーレ拍手
 
開演14時過ぎ、休憩25分を挟み、終演は予定を少し超えて17時40分。8日間公演で初日は金曜日と平日だったにも拘らず、会場はほぼ満席でした。
 
以下の3枚はカーテンコールの様子。
 
 
 
初日公演後の兵庫芸文センター オペラのTwitterからリンクを貼っておきます。
 

 

https://twitter.com/hyogopac_opera/status/1679859735200419841?t=pD1GlwrmbaJMq_xuhj_a1A&s=19