昨日は、日本センチュリー交響楽団 第270回 定期演奏会を聴きにシンフォニーホールに行ってきました。
指揮は首席客演指揮者の久石譲さんで、今回は九州交響楽団との合同演奏。プログラムは久石さんの「Metaphysica(交響曲第3番)」とストラヴィンスキーのハルサイに、マルケスの「Danzon 第2番」でした。
出演
指揮:久石譲(首席客演指揮者)
管弦楽:九州交響楽団、日本センチュリー交響楽団(合同演奏)
コンサートマスター:西本幸弘(九響コンサートマスター)
プログラム
前半
久石 譲:Metaphysica(交響曲 第3番)
第1楽章 existence
第2楽章 where are you going?
第3楽章 substance
後半
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
第1部 大地礼賛
第2部 生贄
マルケス:Danzon 第2番
アンコール
久石 譲:My Neighbor Totoro
九響との合同演奏ということで、オケの編成も16-14-12-10-8。ピアノ、打楽器も多数あって狭いシンフォニーホールのステージ一杯使っての大編成での演奏となりました。
でも、兎に角、後半のハルサイは聴きたいからと帰りませんでした。この曲を聴くのは、昨年10月のマケラ指揮・パリ管の演奏(★)を聴いて以来。パリ管の時は大きく感動したけど、昨日の演奏も良かったです
2つのオケの合同ならではの地鳴りのようなリズムの緊張感と大迫力のある演奏が聴けました
この曲、自宅で音源で聴く気はしないけど、生で聴くとやっぱり楽しくて感動します
「ハルサイの熱演の後に、まだ1曲、演奏するって変なプログラムやなぁ」と思いながら、次のマルケス:Danzon 第2番に臨みました。そういう少し冷めた気持ちで聴き始まましたが、ドンドン引き込まれ気持ちもアップして、最後は凄く良かったと言う感想になるに至りました
僕が不勉強で知らなかったのですが、作曲者のマルケスはメキシコを代表する現代の作曲家で、ダンソン第2番は、メキシコの第2の国歌と称されているとのこと。プログラムノートに、長谷規子さんと言う方が「これぞ、ラテンというフレーズが盛り込まれていて、テンポアップによって気分が否が応でも高揚し、気が付けば体が揺れているかも知れません。」と記載されている通り、周囲に迷惑が掛からないように体が揺れるのを抑えるのが大変なほど凄く高揚する曲でした
YouTubeに原田慶太桜さん指揮・N響の演奏の音源があったので文末に貼っておきます。
盛り上がったし、Danzon 第2番がアンコール代わりみたいなプログラムだったのかなと思っていたら、更に、もう1曲。
「となりのトトロ」オーケストラ版
かまいたちの漫才で、観たことがない人なんてそうそういないとネタにまでなった国民的アニメのテーマ曲をオケが大迫力で演奏して、会場も大盛り上がりでお開きとなりました。
【第270回定期 アンコール】
— 日本センチュリー交響楽団 (@Japan_Century) 2023年2月17日
久石 譲:My Neighbor Totoro
[指揮:久石 譲、管弦楽:日本センチュリー交響楽団、九州交響楽団] pic.twitter.com/L9vFIWZaIx
そして、ダンソン第2番。