昨日の昼間は、「気軽にクラシック34 京都市交響楽団メンバーによるアンサンブル 京都しんふぉにえった」というコンサートを聴きに、びわ湖ホールに行ってきました。この「気軽にクラシック」は、びわ湖ホールで、器楽・声楽の様々な演奏家を招き、ひと月かふた月に1回開催される、お手軽価格で気軽に楽しめる約1時間のコンサートシリーズで、僕も何度か足を運び、ブログにも投稿してきました。今回の出演者は、京都市交響楽団メンバーによるアンサンブル「京都しんふぉにえった」の皆さん。音楽を創作し楽しむことをモットーに、京都市交響楽団メンバー9名で2009年より活動。クラシックはもとより、映画音楽やタンゴ、ラテン音楽と幅広いジャンルを融合してオリジナルのアレンジを施して演奏をされるアンサンブルグループとのこと。僕は、京都市交響楽団(京響)の定期会員ということもあり、このグループのお名前は聞いたことがありましたが、演奏を聴くのは初めてでした。

  出演

京都市交響楽団メンバーによるアンサンブル 京都しんふぉにえった

 塩原志麻(第1ヴァイオリン)

 片山千津子(第2ヴァイオリン)

 小田拓也(ヴィオラ・編曲)

 渡邉正和(チェロ)

 黒川冬貴(コントラバス)

 筒井祥夫(クラリネット)

 中野陽一朗(ファゴット)体調不良のため交代⇒村中 宏

 稲垣路子(トランペット)

 中山航介(パーカッション)

【ゲスト】山本康寛(テノール)

  プログラム

ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番

「パッヘルベルのカノン」の主題による変奏曲

レハール:喜歌劇『微笑みの国』より「君は我が心のすべて」(テノール:山本康寛)

モンティ:チャルダッシュ

ガルデル:ポル・ウナ・カベサ

ピアソラ:リベルタンゴ

ヤング:映画『80日間世界一周』テーマ

ロイド・ウェバー:ミュージカル『オペラ座の怪人』より序曲

 

アンコール

映画『燃えよドラゴン』のテーマ

定刻の14時にメンバーが登場。ステージ下手から第1・第2ヴァイオリン、ヴィオラ・チェロ・コントランバス・トランペット・ファゴット・クラリネットが半円を描き、打楽器首席・中山さんのドラムセットはコントラバスとトランペットの間の後方に配置されていました。

 

最初の曲、ハンガリー舞曲 第5番から変わったアレンジで、ちょっとビックリびっくり

でも、楽しい雰囲気で嫌ではありませんOK

演奏後、ヴィオラとアレンジをされている小田拓也さんがマイクを持ち、進行も担当。

メンバー紹介を行うと共に、最初のハンガリー舞曲について「こんな曲だったかな?と思われたでしょう。今日は、ずっとこんな感じなんですよ。」との面白い挨拶でスタートし、会場を和やかな雰囲気に導いていましたニコニコ

続く、カノンはラテン調になったりと、やっぱり面白い!!

ここで、ゲストとして、びわ湖ホール4大テノールのお一人、山本さんが登場「君は我が心のすべて」を熱唱。しんふぉにえったの皆さんは歌伴でも頑張りますよという感じでした。

チャルダッシュでは、1stヴァイオリンの塩原さんとトランペットの稲垣さんをフューチャーした演奏。お二人とも熱演でした音譜

その後も、聴き馴染みのある名曲を次々と演奏され、プログラムの最後は「オペラ座の怪人」。

最後の曲の前に、「アンコールもお客様の拍手によっては用意があります。」とのトークの甲斐もあって、盛大な拍手が贈られ、 「燃えよドラゴン」のテーマ曲でお開きとなりましたグッ

京都しんふぉにえった、初めてでしたが面白いし、京都コンサートホール等でも公演をされているようなので、また機会があれば行きたいと思います。

 

開演14時、終演15時10分。中ホールの1階610席のみ使用、当日券も出ましたが90%くらいは埋まっているように見えました。

文字通り、値段も時間も内容も気軽に楽しめる公演ということで、入りも良好な公演でした。

 
ホールHPのtweetリンクを貼っておきます。

https://twitter.com/biwakohall/status/1624344864279363587?t=6ZtLULw9l5Oft3h43redPQ&s=19 

 

おまけ。夕方からは藤井フミヤのコンサートが開催されたようで、ホール裏口にトラックが停まっていました。

もうちょっと近づいて撮ろうかなとも思いましたが、昼間からグッズ販売があって、それに来られたファンの方がトラックをバックに記念撮影される姿が散見されたので、邪魔しないようにちょっと遠目からの撮影にしておきました。