昨日は、小曽根真 featuring No Name Horsesのコンサートを聴きに、川西キセラホールに行ってきました。

ホールのHPに今回の公演について分かりやすく記載されていたので、転載します。
 
小曽根真がリーダーをつとめ、日本を代表するトップミュージシャンが集結したビッグバンド、No Name Horses。
2004年の結成からジャズ界のミュージックシーンをその名のとおりサラブレッドの如く疾走し続けてきました。
2022年のツアーでは、これまでのCDやステージで創られてきた人気ナンバーを集めた初のベスト盤をリリースし、全国ツアーを行います。このバンドならではの名曲の数々を披露する熱いステージにご期待ください!

上記のように、先月リリースされた結成18年にして初のBEST盤にフィーチャーした全国ツアーでその前半ファイナルが昨日の公演でした。好きなバンドですが、生で観たのは2017年に一度だけ。2年前、前作のアルバムにフィーチャーしたツアーをこのホールで聴く予定でしたが、コロナ禍で中止となったので、今回とても楽しみにし、BEST盤も事前にAmazonミュージックで入手して今日の1枚でも先月取り上げていました()。

  出演

小曽根真 (Piano)

エリック・ミヤシロ、木幡光邦、奥村晶、岡崎好朗(トランペット)

中川英二郎、半田信英(トロンボーン)山城純子(バス・トロンボーン)

近藤和彦、池田 篤(アルト・サックス)、三木俊雄、岡崎正典(テナー・サックス)岩持芳宏(バリトン・サックス)

中村健吾(ベース)高橋信之介(ドラムス)

  SET LIST

1st

1. No Siesta (Makoto Ozone)*

2.You Always Come Late (Makoto Ozone)

3.T for 2 (Eijiro Nakagawa)

4.Asian Dream[Trio] (Makoto Ozone)

5.La Verdad Con Los Caballos (Eric Miyashiro)*

2nd

1.Time Thread[Piano solo] (Makoto Ozone)*

2.ATFT (Atsushi Ikeda)*

3.Miyabi (Yoshiro Okazaki)*

4.Three Wishes (Makoto Ozone)*

アンコール

1.No Strings Attached (Makoto Ozone)

2.Toil & Moil (Makoto Ozone)*

 

*はBEST盤収録曲

会場は満員。

定刻の16時を少し過ぎて、メンバーがステージに登場。

小曽根さんが簡単に「ようこそ」みたいな挨拶をして早速演奏スタート音符

先ず、1曲目は大好きなノーシエスタ!最初から派手に盛り上がりましたチョキ

続けて2曲目は、BEST盤には収録されていないけど、2008年にリリースされた2枚目のアルバム「No Name Horses II」から「You Always Come Late」。

ここで、一息ついてMC。市松模様の座席配置でない満員のお客さんの前で演奏できることを本当に嬉しく思っていること、ツアー前半のファイナル公演、精一杯演奏するので、楽しん欲しいというようなことを言われていました。

3曲目は、トロンボーンの中川英二郎さん作曲の「T for 2」。スタンダードの名曲で「Tea for Two(ふたりでお茶を)」がありますが、この曲も負けず劣らずの名曲(中川さん談爆  笑)。但し、こちらのTは、TeaではなくてTromboneのT。

すなわち、トロンボーン2本にフィーチャーした曲ということで、中川さんと半田信英さんがステージ前方で演奏。

トロンボーンの音色がよく響く曲でしたOK

ここで、ホーンセクションは一旦、舞台袖に退場し、リズムセクションのトリオで、小曽根さんの「Asian Dream」。

会場の照明もぐっと落とされ、美しいバラードの演奏キラキラ。沁みました。

照明が若干明るくなりメンバーが戻ってきて、前半最後は、エリックの「La Verdad Con Los Caballos」。

ラテン調のあっかるい曲で派手に前半終了ウインク

 

休憩20分後の後半最初は、しっとりと小曽根さんのピアノソロで「Time Thread」。

「この曲はBEST盤ではNo Name Horsesで演奏したものが収録されているので、是非、アルバムを購入して聴き比べて欲しい」とのPRもありびっくりマーク

次は、アルトサックスの池田篤さん作曲の「ATFT」。ATFTとは、アタフタ。作曲のノルマを課せられたのに、なかなか出来上がらず、あたふたしながら作ったという逸話も爆  笑

そして、トランペットの岡崎好朗さん作曲の「Miyabi 」。弟の岡崎正典さんをフューチャーした綺麗な曲でしたルンルン

アンコール前の最後は、小曽根さんの「Three Wishes」で一旦締めくくり。

 

そして、アンコールの1曲目は「No Strings Attached」。この曲は2年前のStay Home中の東京ジャズで「No Name Horses」のメンバーがオンラインで演奏したのが思い出されますニヤリ

昨日の演奏でもベースの中村健吾さん、ドラムの高橋信之介の熱演が光っていましたキラキラ

会場に挨拶してメンバーが舞台袖に入ったら、会場の照明が明るくなったので終わりかなと思ったんですが、鳴りやまないアンコールに応えて最後にもう1曲びっくりマーク

「Toil & Moil 」で大盛り上がり音譜メラメラ

18時15分お開きになりました。

 

会場に貼り出されたSET LIST

 
すごく楽しいコンサートでしたが、昨日は往復の道中でハプニングがありました。

川西キセラホールというのは、大津からは少し遠くて、JR東海道本線で大阪まで行き福知山線乗り替えで川西池田まで行って、能勢電に乗替えで最寄駅まで行く予定の元々1時間半の行程でしたが、大津をでて直ぐ山科の手前で、東海道線・塚本駅で人身事故があり京都より先の運転を見合わせるとのアナウンス。急遽、京都で地下鉄烏丸線に乗り替え、四条まで行って阪急京都線に乗替え、十三で宝塚線に乗替えて川西能勢口駅で能勢電に乗るという乗替4回の迂回路をとりました。当初予定は開演30分前に会場着でしたが、10分前になりギリギリセーフ。帰りもダイヤが乱れていたので、阪急電車と京阪電車を乗り継いで帰宅することになり、楽しかったけど、結構疲れました汗

 
おまけ:2年前の東京シジャズ・オンラインでの「No Strings Attached」