今日の1枚は、伊福部昭・舞踊曲《サロメ》&芥川也寸志・:交響曲第1番を藤岡幸夫指揮・東京シティフィルフィルハーモニック管が演奏したCDです。

このCDも、以前ブログに書いた藤岡幸夫さんの著書『音楽はお好きですか?』()で勧められていたものです。

あまり知らなかった伊福部昭さんですが、今年の京響ニューイヤーコンサートで井上ミッキー指揮で演奏された管弦楽のための「日本組曲」から第4曲「佞武多(ねぶた)」と二十絃箏とオーケストラのための「交響的エグログ」()を聴いて興味を持つようになりました。

芥川也寸志さんは、大好きな映画「砂の器」の音楽監督をされていたことを知っているくらいでしたが、伊福部さんのお弟子さんとのこともあり、やはり聴いてみたいと思い、CDを購入しました。

 

*ジャケット写真はネットからお借りしました

 

芥川也寸志 交響曲第1番:

01. 第1楽章 Andante

02. 第2楽章 Allegro

03. 第3楽章 Adagio

04. 第4楽章 Allegro molto

 

伊福部昭 舞踊曲「サロメ」:

05.前奏曲

06.侍女たちの踊り

07.ヘロデ王とヘロディアス王妃の出御

08.サロメ登場・王との対話 

 7つのヴェールの踊り

09.白色のヴェール(頭部)

10.緑色のヴェール(胸部)

11.青色のヴェール(腕部)

12.赤色のヴェール

13.金色のヴェール

14.青色のヴェール(腰部)

15.金色のヴェール

16.黙劇

17.狂乱と死

18.拍手

 

録音:2019年8月6日ミューザ川崎/2019年11月9日東京オペラシティ

演奏:藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 

海外のクラシック音楽の名盤を聴くのもいいですが、このような日本の作曲家がスケールの大きな作品を作曲し、日本のオケが後世に残すべく演奏したものをCD化されているのは、素晴らしいと思います。

再演され聴ける機会があれば、是非、生で鑑賞したいです。

 

伊福部さんのサロメは、藤岡さんの番組「エンター・ザ・ミュージック」で紹介されているので動画のリンクを貼っておきます。