ワーグナーの音楽を収めたCDが欲しくなって、先月2枚購入しました。
どれがいいのか、よくわからなかったので適当に選んだんですが、なかなか気に入っています。
その1枚が、このマゼールとベルリン・フィルによる『ニーベルングの指環』編曲集です。
 

 
HMVでは、以下のように紹介されています。
記載のとおり、壮麗なサウンドが味わえ、かつ、音楽によっては、オペラの場面が思い出されて楽しいです。
 
「マゼールの「言葉のない指環」
ベルリン・フィルとのセッション録音!
 
『ニーベルングの指環』からの有名曲のの羅列ではなく、それぞれの曲が切れ目なく続く大規模な管弦楽作品として楽しむことのできる名編曲。『ニーベルングの指環』のエッセンスともいうべき楽曲の重要情報が網羅された仕上がりの面白さはさすがマゼール。オペラの音楽でありながらシンフォニックともいえる複雑な味わいは、ベルリン・フィルの壮麗なサウンドあってのものともいえ、クセになる魅力に満ちています。(HMV)」
 
 
ワーグナー:
・『ラインの黄金』より
1.「かくてラインの「緑色のたそがれ」が始まる」 
 Thus, We Begin In The 'Greenish Twilight' Of The Rhine
2.「ヴァルハラ城への神々の入城」 
 Float Up To The Home Of The Gods (Entrance Of The Gods Into Valhalla)
3.「地下の国ニーベルハイムのこびとたち」 
 Fall Amongst Hammering Dwarfs 'Smithying' Away
4.「雷神ドンナーが岩山を登り、力強く槌を打つ」 
 Ride Donner's Thunderbolt, Crawl with the Thirst-Crazed Siegmund to the Haven
・『ワルキューレ』より
5.「われらは彼の愛の目印を見る」 
 In The Sound Code, We 'See' His Loving Gaze
6.「戦い」 
 Their Flight
7.「ヴォータンの怒り」 
 Wotan's Rage
8.「ワルキューレの騎行」 
 The Cavalcade Of Brde's Sisters, (Ride Of The Valkyries)
9.「ヴォータンと愛する娘ブリュンヒルデとの別れ」
 Wotan's Farewell To His Favorite Daughter, (Wotan's Farewell And Magic Fire Music)
・『ジークフリート』より
10.「ミーメの恐れ」 
 Mime's Fright
11.「魔法の剣を鍛えるジークフリート」
 Siegfried's Forging Of The Magic Sword
12.「森をさまようジークフリート」
 His Wanderings Through The Forest, (Forest Murmurs)
13.「大蛇退治」
 His Slaying Of The Dragon
14.「大蛇の悲嘆」
 The Dragon's Lament
・『神々の黄昏』より
15.「ジークフリートとブリュンヒルデを包む愛の光」
 Day Breaking 'Round Sigfried's And Brde's Passion
16.「ジークフリートのラインへの旅」
 Siegfried's Rhine Journey, (Dawn And Sigfried's Rhine Journey)
17.「ハーゲンの呼びかけ」
 Hagen's Call To His Clan
18.「ジークフリートとラインの娘たち」
 Siegfried And The Rhinemaidens
19.「ジークフリートの死と葬送行進曲」
 His Death And The Funeral Music, (Siegfried's Death And Funeral Music)
20.「ブリュンヒルデの自己犠牲」
 Immolation. (Immolation Scene)
 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
 
録音時期:1987年12月1、3、4日
録音場所:フィルハーモニー、ベルリン
 
 
この曲を上岡敏之指揮 コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏しているYouTubeがあったので長いですが、貼っておきます。