日曜日は朝から、3月に公演される、びわ湖リング最終章「神々の黄昏」のオペラ講座2回目でした。

全2回の講座で、前回は昨年12月()で、神々の黄昏の第1・2幕について講義を受けました。

 

今回も講師は前回と同じく、音楽評論家でワグネリアンでもある東条碩夫さん。

ご本人はワグネリアンの端くれとおっしゃてますが、端くれどころか、プロのワグネリアンやんって感じです。

今回もわかりやすく、登場人物、あらすじをいろんな公演のDVDを通じて解説してもらいました。

演出の違い、狙いを東条さんがどう解釈しているかも聴けて、毎度のことながら楽しい。

 

そして、今回、4日にわたる「ニーベルングの指環」のいよいよ終焉です。

びわ湖リングに至っては、4年越しの最終章。

ハーゲンに英雄だったジークフリートが殺され、指輪が遂にハーゲンとアルベリヒのものになるかというところで、ブリュンヒルデの自己犠牲で指輪はラインの乙女に戻り、神々の城ヴァルハルも猛火に包まれ、一族が滅亡して旧世界が終焉、世界に愛と平和が蘇るかは、次世代に委ねられるというストーリー(僕の記載では全体のストーリーがわからないと思いますので、興味のある方はウィキペディア等でお調べください)の最後の場面はいろんな演出があることを具体的に映像で紹介していただきました。

 

午前10時からの講座にも拘わらず、会場は前回同様、ほぼほぼ満員で200名以上はおられたし、本番3月7日8日の公演は全席完売。

いかに関心が高いか期待が大きいかが伺え、ミヒャエル・ハンペさんがどんな演出をされるのか、ホントに楽しみです。