今年4月に、2019年度の本屋大賞に選ばれた、瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読みました。

僕は、2013年からの本屋大賞の本は、全部読んでいます。

本屋大賞の本は、どれも読みやすくて面白い。読んだ後、すっきりする作品が多いと思います。

棒は、瀬尾まいこさんのと言う方の本を1冊も読んだことがなかったのですが、この本、やっぱり、すごく面白くてどんどん読んでしまいました。

 

 

作品紹介には、以下のように書かれています。


私には五人の父と母がいる。その全員を大好きだ。

高校二年生の森宮優子。
生まれた時は水戸優子だった。その後、田中優子となり、泉ヶ原優子を経て、現在は森宮を名乗っている。
名付けた人物は近くにいないから、どういう思いでつけられた名前かはわからない。
継父継母がころころ変わるが、血の繋がっていない人ばかり。
「バトン」のようにして様々な両親の元を渡り歩いた優子だが、親との関係に悩むこともグレることもなく、どこでも幸せだった。

 

紹介の通り、継父継母がころころ変わっても、どの親からも愛情を受け、幸せに育っていく姿が描かれていて、特に現在の父、森宮さんとのやりとりは、とても面白い。そして、最後は泣けます。

 

映画化もしてもらいたい、いい本だと思います。

 

 

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