昨夜、25年は使っていた家の電子レンジが突如、あたため途中で停止し、動かなくなりました。

充分投資分の償却は終わっているし、逆に今までよくもっていたなと思えますが、普段使っているものが突如壊れると焦りますね。

午前中に急いで買いに行き、昼からは取り溜めしたTVの録画を観て、夕方はチェロにレッスンだったので、更新が随分遅れました。

 

昨日の昼間は、N響の大阪公演でした。

 

指揮:トゥガン・ソヒエフ

管弦楽:NHK交響楽団

コンサートマスター:篠崎史紀

 

プログラム前半

フォーレ/組曲「ペレアスとメリザンド」作品80

 Ⅰ 前奏曲

 Ⅱ 糸を紡ぐ女

 Ⅲ シチリア舞曲

 Ⅳ メリザンドの死

 

ブリテン/シンプル・シンフォニー 作品4

 Ⅰ 騒々しいブーレ

 Ⅱ たのしいピチカート

 Ⅲ 感傷的なサラバンド

 Ⅳ 浮かれたフィナーレ

 

プログラム後半

リムスキー・コルサコフ/

交響組曲「シェエラザード」作品35

 Ⅰ 海とシンドバッドの船

 Ⅱ カレンダー王子の物語

 Ⅲ 若い王子と王女

 Ⅳ バクダッドの祭り

  -海-船は聖堂の騎士のある岩で難破-終曲

 

前半のフォーレ組曲、聴いたことはあるけどCD等は持っていない曲でしたが、美しいメロディーをとてもいい音色での演奏でした。

僕の席は2階の中央ブロック最後列のひとつ前の列でしたが、オペレグラスを持参したので3月末で定年退団される、もぎぎもしっかり見ることができました。退団前に見れてよかった!

 

次のシンプル・シンフォニーは初めて聴く曲。弦だけの演奏でしたが、

騒々しいブーレ、たのしいピチカート、感傷的なサラバンド、浮かれたフィナーレ、、タイトル通りの曲になっていてこれもとても楽しかった。

ソヒエフを生で観るのは初めてでしたが、曲に合わせて全身を動かしながら、各パートにも的確に指示をしているように見えました。

 

前半でも十分良かったけど、後半のシェエラザードはもっと良かった。

弦も木管もハープも金管も全部良かったし、コンマスのマロさんのソロに至っては、先日の樫本大進さんにも劣らない素晴らしい響きで、その美しい音色に泣きそうになりました。

 

会場はほぼ満員でしたが、マナーのいいお客様揃いで、気になる咳や早すぎるブラボーもない気持ちのいいコンサートで、余韻に浸りながら帰宅出来ました。

 

やっぱり、N響ってすごいなと思った次第です。

こっちには、頻繁には来てくれないけど、また京阪神・滋賀で演奏会があったら行こうと思います。