昨夜は、「時の響 前夜祭コンサート」で京都コンサートホールに行ってきました。

時の響というのは、日本とフランスの文化交流をテーマに音楽・映像・パフォーマンスが織り成す五感で楽しめる文化プログラムとのことで、昨日から明日21日までの3日間、京都コンサートホール周辺で催されているイベントで、今回は2回目のようです。

僕は全く知りませんでした。

 

で、聴いてきたのは、出演が、

管弦楽:京都市交響楽団

指揮:岩村力

ヴォーカル:サラ・オレイン

 

プログラムは、

前半のテーマが「明治期の世界の音楽 ジャポニズム クラシック」で

ワーグナー:

楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」

より 第1幕への前奏曲

マスカーニ:

歌劇「ガヴァレリア・ルスティカーナ」より 

間奏曲

プッチーニ:

歌劇「蝶々夫人」より ハミングコーラス

ラヴェル:海原の小舟

J.シュトラウスⅡ:美しく青きドナウ

 

後半テーマ「明治期の思想が描かれえたドラマ、生まれたミュージカル作品」

ロイド=ウェッパー:「レ・ミゼラブル」より 夢やぶれて オン・マイ・オウン

サラ・オレイン:ANIMUS

久石譲:オーケストラのための「坂の上の雲」

久石譲:声とオーケストラのための

「スタンド・アローン」~坂の上の雲より

富貴晴美:

西郷どん NHK大河ドラマ オープニングテーマ曲

 

ホールの外からイベントのブースが並び、更にホール入口も昨日は場所を変えて、ホワイエにブースが沢山並ぶ異様な光景にまず驚きました。また、ホール内も昨日はPAを使用、ヴォーカルとの演奏なのでオケにもマイクが配置されていました。

客席は2階とP席はなし、でこれもビックリしました。

演奏はそれなりでしたが、やっぱり生で聴きたい、でも後半のプログラムは、ミュージカルだし、歌はオペラ歌手じゃないんでしょうがないか!と正直思いました。

気楽に聴けたけど、来年はちょっと、というのが本音。

 

休憩で、サラ・オレインさんのCDが欲しいんですが、売ってないですか?という女性のお客様にホールの女性が物品の販売は2Fですって答えてましたが、そもそも飲食ブースとか日本とフランスの文交流をテーマにしたアクセサリーとかの販売しかやってなかったやん、と思っていたらやっぱりそうでした。いい加減な応答をされているのを見て、更にテンションが下がりました。

 

アンコールで、西郷どんのドラマの終わりに放送される紀行で、今年前半流れていたサラ・オレインさんが唄っていたテーマ曲を唄われたのが一番良かったです。