12/16 びわ湖ホールでのダブルヘッダーの2つ目は、KEIBUN第九2017でした。

この時期、毎年開催されるコンサート。
指揮:井上道義
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ソリスト
並河寿美:ソプラノ
福原寿美恵枝:アルト
宮里直樹:テノール
大沼徹:バリトン
合唱:KEIBUN第九合唱団

チケット完売でした!
9曲のクリスマスキャロルのメドレーで構成されるルロイ・アンダーソンのクリスマス・フェスティバルという曲に続いて、第九が演奏されました。

個人的な好みでは、マエストロ井上はわざとらしい大袈裟な指揮をするようにどうも思われ、昨年のコバケンさんや、その前の大植英次さんのほうが好きでした。

しかし、今回はカーテンコールで、このKEIBUN第九で長年合唱指揮を続け苦労されながら、ここまで盛大になるまで尽力された方が今回で最後の指揮となったことに敬意を表して、花束を井上マエストロがお渡しされたのを見て、印象がよくなりました。

演奏自体は弦の一体感にやや不満があったものの、ソリストは力強く、合唱も公募された方々が厳しい練習をされた成果を余すところなく発揮されていたと思います。