こうたろうの柿生風景日記 -10ページ目

こうたろうの柿生風景日記

中年男が、希望に向かって進んで行く軌跡を記したブログ・・・

晴れ、


”欧州大手銀、破綻へ”


フランスとベルギーに主な経営基盤を置く金融大手デクシアは破綻処理に入る。


「いよいよ始まった」なのか「まだこの程度で済んでいる」なのか。


ネガティブスパイラル(連鎖)は人間の容易な反応だから、

「いよいよ始まった」と世界中が感じてことを更に悪化させるのだろう。


大きな歯車は重く動かしにくいが、

一度ゆっくりとでも動き始めると止めることは難しい。


本当はひとつの大きな歯車よりも百の小さな歯車の方が

事が起こった時に対応しやすい。


小さな力で制御できるからだ。小さな力とは人間の身の丈の力のこと。


世界中が身の丈を超えた”何か”に怯えている。


”何か”を構成しているのは間違いなく自分たちなのに、

それが見えない、コントロールできない。


「大きいことは良いことだ!!」


と昔のCMにあったが、人間は何故か大きいことを望む。


企業は大きくなりたがる、国は覇権を拡げたがる。


何でも大きくなると目に見えない”風”や”流れ”が出て来る。


社風や主義などがそれだ。


これが一旦できると社長でも大統領でも制御は難しい。


良いように”風”吹き”流れ”るときばかりではない。


悪い方向にこそより強い”風”が勢いよく”流れ”る。


小さくしようと言うことは勇気がいる。人間の本能がそれを妨げる。


小さな政治が進まないこともそういうことだろう。


人間の感覚の、1個、2個、沢山・・・、

の2個で止める身の丈で行きたいものだ。




おわり

晴れ


”粋な計らい”


民主主義、平等主義の基本を成している法治主義、法の下での平等。


悪法も法なり、専門化による無機質感など問題もあるが、

上手く機能しているシステムの一つだ。


平等とは誰に対しても不親切にすること、

何万もの人々に対して気配りなどしていたら体が持たないから

平等に役所仕事に徹する、法に従うだけの機械になる、

これが正しい公務員の姿。


法に沿って物事を処理するだけならばコンピュータでもできる。


でも誰もそれを望まない、人間に処理してほしい。

なぜならば、”粋な計らい”を期待しているから。


朝霞の公務員宿舎建設に対して野田総理は

「現場を見てから最終判断を下したい」と述べた。


震災があろうがなかろうが、一度決めたことは機械的に実行する、

これが法治国家のあるべき姿。


法にはちょっとばかりに遊び、解釈の自由度があって、

”粋な計らい”を暗黙に認めている。


粋の対象はマスコミ受けすることに偏るのは仕方がないが、

もっと小さな、たとえば、区役所の窓口とか、交通取締りの警官とかでも

もっと自由に粋を出せる仕組みがあると良い。


特定の人へ恩恵が集中することを危惧するのであれば、

”粋”発動の記録をとればよい。


要は、もっと人間臭い、有機的な法治が実現出来たらと思う。


理想は法律に特例など明記しなくても対応する人間が上手く”粋”を出して

スムーズに回せたら良いと思う。


きっと”粋”を発動されなかった人から不平等と言われるだろう。


でも人間臭いことは不平等感が付き物だ。大岡裁きだって不平等だ。

”粋”を受けられない人々は必ず存在するがプラスにならないだけで

マイナスになるわけではない。大人の余裕の範疇だと思う。


泥臭い、人間臭い、有機的な運用と近代最新鋭管理システム。

これの両立が良い塩梅だと思う。




・・・おわり

晴れ


”上海の地下鉄 追突271人負傷 信号機故障が原因”


また起こってしまった。


ここ数年で地下鉄路線を世界最長にまで拡張してきた上海。


中国新幹線と全く同じ対応も露呈、事故発生後の約4時間後には運転再開。


事故は必ず起こる、

この言い訳が通るのは十分な自己未然防止策がとられている場合のみだ。


連続する信号故障、事故後の早急すぎる再開、

ここまで安全を疎かにしている前例はない。


自国民に対してこのサービス、況や輸出品をや、である。


製品にはいくつもの安全規格を遵守する義務がある。


そしてその規格を検査する機関は主に国内の民間組織だ。


日本はかなりうるさい。設計者はいつも苦労してこの規格を通す。

日本の高品質を支えて来た。


世界の製品の多くを占める中国製。


作るときも、安全規格を通すときも、何か問題が起こったときも、

鉄道の様なやり方なのだろう。(と思われても仕方がない)


付加価値は圧倒的な安さにしかない。


世界中がその安さを認めて買う。


そう、中国のやり方を世界中が認めているに等しい。


事が起こると世界常識の観点で批判するが、

世界常識が怪しい製品を買って許している。

良く考えると矛盾している。


中国で何か起こってから製品不足に慌てても、

他の国の企業は価格競争で淘汰されている。

回復には時間がかかる。


実は国際消費経済はかなり危ない綱渡り状態かもしれない。


先進国財政危機の陰に大きな種が潜む。


日本を含め、世界中はそろそろ準備を始めた方が良い。




・・・おわり

曇り、肌寒い


”男女産み分け タイで 日本人急増 年に30組”


体外受精卵の染色体を調べて男女産み分けを行うケースが増えている。


受精卵診断はもともと遺伝病の有無を調べるために行う。


日本では重い遺伝病などに限られているが、

タイでは年間600件の受精卵診断が行われ、うち6~7割で

男女産み分けに使われているらしい。


ヒトの体外受精が成功してから約30年、比較的容易な技術になった。


昔から人工授精には金の問題がついて回る。


金の力で生命までコントロールできる時代なのだ。


倫理性は一般的に建前であるから水面下では拡大する。


出来る様になってしまったからどうしようもない。

受け入れるしかない。


ところで、受精卵診断では分裂中の細胞の一部を取り出して調べるらしいが、

本当に大丈夫なのだろうか?


人工授精で産まれた人々はまだ寿命死する年齢に達していないし、

自ら公表もしないだろうから統計を取ることは難しい。


物事を理解不十分のまま進めると原発の様に

取り返しのつかないことになる可能性がある。


これからの技術にはこのようなことが多い。


しかも、止めることは事実上不可能である。


人間はどこまで冒険してよいのか?


その冒険は人々を幸せにできるのか?


先を見越して考えられる人間が一人でも存在するのか?


この様な状況下では必ず倫理に頼る。


先に述べたように倫理は建前なので金の力に負ける。


拡がる、なんとなく認知される。


最先端技術の無責任性。


人間はどこに向かっているのか?




・・・おわり

晴れ、台風一過の少し温い風。


”沖縄一括交付金を創設 政権、普天間進展狙い提示へ”


政府は沖縄の振興(普天間基地問題解決)のために使途を限定しない

一括交付金の創設を明示。


沖縄振興と普天間は別との見解であるが、飴であることは子供でも分かる。


私の母方の実家は、沖縄の近所の与論島というところであるが、

住民の性格は本土のそれとは大きく異なり、異常なくらいのんびりしている。

経済的なことに無関心でゆるりとした人生を楽しんでいる。

言葉も文化もほぼ同じである沖縄も大差ないだろう。


沖縄振興は言葉を変えると、本土の基準に振興させることだ。


その金を天から降らせる。


もともと優しい人々だから、素直に甘えてしまう。


のんびり、ゆるりでOKの土地に基地を押し付ける。


彼らの人生観の根底を揺るがすことだ、当然不満が出る。


不満が出たら、

「金が欲しいのだろう?」、「良い暮らしがしたいのだろう?」

と金をばら撒く。


素直に甘える・・・


これの繰り返し。


彼らの本当の生き方を蔑にして、金の亡者が如く扱う。


これが何十年も続いてきた。


残ったのは、本当の振興ではなく、

中途半端なインフラ整備と先祖から受け継ぐべき独自の価値観の薄まり。


沖縄、南西諸島の人々の驚くほどの劣等感は、

アイデンティティ不足による”自分の無さ”にあるのであって、

貧しいからでは無い。


飲んで、笑って、踊って、みんなで助け合って、

貧しくても楽しく生きてきた琉球民族、

彼らをこれ以上混乱させる事は止めてほしい。


本土の価値観を押し付けないでほしい。


このままだと、優しい彼らもいつか爆発するかもしれない。


分離独立は昔から囁かれていたことだけれども、

そうなったら政府は自衛隊を送り込むのかなぁ。


「ぬちど、たからど」 *


出来ないなぁ~




* お年寄りがよく使うフレーズで「命が宝だよ、(危険を冒したら駄目)」の意。




それでは今日の写真をどうぞ。




綺麗な青空
こうたろうの柿生風景日記-今日の空




今日の可憐
こうたろうの柿生風景日記-今日の可憐




台風に耐えた柿
こうたろうの柿生風景日記-台風に耐えた柿





・・・おわり