今まで何度か書いているのだけど

わが家に同居しているものです

ムササビ君

モモンガ見たいに生やさしくありません

ペット、じゃないよね、餌やってないし面倒見てないし

勝手に天井裏に住み着いてたぶん、繁殖しています

もう何十年の付き合い

最近はじぶんの体が動かなくなったので天井裏に登っていないのだけど

登ればたぶんあちこちに杉の皮を剥がしてつくった巣が有ると思います

巣は有っても大小便は外でしてくると思われるので

カビとかダニとかはないようです

だから、別に同居はかまわないんですが

時折天井裏を駆けずり回るにのには困ります

モモンガと違って結構大型(猫に羽がある、という表現)なので

天井裏を猫が追いかけっこしている騒ぎになります

写真はやや小型

まだこどもだな

あまりうるさいと天井裏に「ネズミホイホイ」を置いて捕まえ、

林業事務所に持っていきます

最初、市役所に電話したらあちこちにたらい回しされました;^_^)

結局は県の林業事務所担当、となって持ち込むとどこかの山に放します

だから、「わが家からできるだけ遠くに放してくれ」と頼みます

お役所を挟むのは「ネズミホイホイ」で捕まえると粘着剤が体中にくっついているから

 

今回は天井裏でなく室内に潜り込んできました

わが家の築60年近く

天井もそこそこ穴が空いています

こいつらが空けたと思います

ただその穴から出て下に落ちると帰る方法がなくなる、ということ

すると好むと好まざるとに関わらず人間、つまり私との格闘になるのです

 

ギーギーという金属音(誰かが電動刃研ぎ器で包丁を研いでいるのだと思った)で

電気を消している部屋に何かがいるのを気づいた私

もう、ムササビと直感

回りの部屋は皆電気がついているので逃げ出さないと判断した私は

あわてずカメラと皮の作業手袋(グローブ、といった方が正しい持ってて良かった)を取り出して

写真を撮ったあと、素手でつかまえました

例え小さくても野生動物の爪や牙は鋭いし、どんな病気持っているか分からないから

皮のグローブをつけるのは当然です

残念なことに捕まえた写真は女どもがみんな逃げ出して撮れなかったけど。

 

で、夜なんで県の施設は空いてないし、しょうがないから逃がしました

もちろん、わが家から数キロ離れた山の中にね

でも、繁殖しているのだからまだわが家、あるいは近くにまだいるよね