抱卵したヤマトヌマエビの産仔時期は計算で言えば次の連休が明けた頃。突発的に早産の可能性もあるので一週間前だが隔離した。
すでに結構前から濾過器、ヒーター、エアレーション、水草を完備し、生体としてメダカや抱卵中レッドビーシュリンプを入れた小水槽第一と第二を準備し、時間をかけて水作りをしておいて、とりあえず25cm立方の方(第一)に抱卵ヤマトヌマエビを入れている。慎重に点滴法を用いて水慣らしをしてから入れたが、最初の夜は結構落ち着かない動きをしたので環境が変わって脱卵するのではないか、とヒヤヒヤした。一晩明けたあとも脱卵していないし、ほっと一息。ともかく、ここで産仔させようと思う。そのために産まれたゾエアが吸い込まれないよう濾過器は外してエアレーションと水草とこれまでコツコツとつくってきた水の微生物に水質を任せたい。一週間くらいは大丈夫だろう。
 

一回り小さい20cm立方の水槽(第二)には生まれたてのレッドビーシュリンプと濾過器、エアレーション、水草、ヒーターが備わっている。ヤマトヌマエビが産仔したらレッドビーシュリンプの幼体は他に移し、ここの水を使って汽水をつくり、ここでゾエアを育てるつもり。そしたらヤマトヌマエビの親は元の大水槽に移し、空いた中水槽はゾエア育成水槽の水替え用に常に水を回しておくつもり。

ここまで真剣にヤマトヌマエビ繁殖計画を立てるのは初めて。ともかく、これまでの失敗は全て今回の下地にしたい。

あと一週間後、そしてその後の二週間、私は少しは進歩したのであろうか?これでまた二週間で失敗したら立ち直れないかも知れない。