2013年7月20日

早いものでブルース・リーが亡くなり40年の歳月が流れました。
実は生前は全く知らず、急死を伝える雑誌の記事で存在を始めて知りました。40年前、小学5年生の小生は東小金井の駿台の夏期講習に通塾しており、数日で友人と成った連中が持参した少年漫画誌(書名失念)の冒頭特集がブルース・リーの追悼記事でした。以後の本邦での人気は改めて語るまでもありませんが、若くして少数の映画出演で世を去った事も人気を高めた要素かもしれません。
先日公開された映画「アイ・アム・ブルース・リー」では関係者の証言と共に、ハリウッドでのテスト映像が使用されており、動きの早さには感心しました。また、読書家で文武両道に相応しい人物と再認識し、残された作品を改めて鑑賞する予定です。存命なら72歳、映画史も大きく変化していた筈で、歳月の流れの速さと共に、様々な思いが交錯した日でした。

音楽史研究家 郡修彦