2014年8月13日

帰路、中央線の出入口に立っておりますと、少し離れた席の30代で眼鏡の目鼻立ちの整った女性が目に入りました。何気なく見ているうちに、実は小生と骨格や各部分が似ている事に気が付きました 。隣席の母親は小生の父とこれまた良く似ております。そのうち、女性も小生に気が付いたらしく、時折目が小生の方へ動くのを確認しました。そして、母親と何やら小声で内緒話を始めましたので、小生の事に違い無いと目のみ母子の方を向けて様子を見ますに、案の定母親が小生を見て納得致しました。多分、一族の誰かと良く似ていたのでしょう。
20年前、進学塾の講師をしていた小生の組に祖母の少女時代と瓜二つの少年がおり、その旨を告げますと「先生は僕の叔父と同じ顔です」と言われ納得しました。
数年前に、DNA鑑定の結果としてコロンブスの子孫と思われる3人の顔写真が新聞に出ており、3人とも何と有名なコロンブスの絵と殆ど同一の顔でした。
似ている者には遠い昔の関係があるのかもしれません。

音楽史研究家 郡修彦