焼肉屋の開業・改装で欠かせない設備といえばロースター(排煙設備)


煙や匂いの吸引性能だけでなく、見た目・コスト・メンテナンス性も店舗運営に大きく影響します。



今回は、焼肉業界で導入実績の多い5大メーカーを比較。

それぞれの特徴と費用目安をまとめました。




①シンポ

・日本国内での導入実績No.1。

・耐久性と安定した吸煙力で、長期的に見てランニングコストが抑えやすい。

・修理や部品交換の対応スピードも早く、複数店舗運営に向く。


②サンタ

デザイン性の高いモデルが多く、値段も比較的リーズナブル。


③ジョイテック

・中小規模店舗向けに価格を抑えたモデルが充実。

・シンプル構造でメンテナンス性が良く、地方や小規模オーナーに人気。


④ヘルシーロースター

無煙・無臭調理を目指した構造で、煙や油跳ねを大幅カット。ダクト不要でかなり費用は抑えられる。


⑤山岡金属

・カスタム仕様にも対応し、特殊な席レイアウトや大型店にも導入可能。


3. 費用目安と選び方のポイント

・上引きロースター:1台 約18〜35万円(工事費別)

下引きロースター:1台 約25〜45万円(床下工事費別)


選び方のポイント

1.店舗のコンセプト

高級感・デザイン性重視 → シンポ

コスパ・実用性重視 → ジョイテック

頑丈さ・特注対応 → 山岡金属


2.匂い対策レベル

匂い移りを最小限にしたいなら下引きモデル。

ダクト不要のヘルシーロースターもあり。


3.メンテナンス体制

全国対応や部品供給の安定性ならシンポが安心。



4. まとめ


ロースター選びは、単に「価格」だけでなく、店舗の雰囲気・客層・運営体制に合わせることが重要です。

特に焼肉屋では「煙と匂い対策」が売上・リピート率に直結するため、導入メーカーの比較検討は慎重に行いましょう。