ホールスタッフは、
察知する能力を磨くことが大事
です。
特にお子様連れのご家族はお子様に気を使ってくれるととても喜んでくれます。
常にお客様のテーブルをチェックしておくのは、お客様的に視線が気になるので、
料理を運びながら他のテーブルをチラッと見て、
「お下げする食器はないか」
「何か気になることはないか」
「グラスが空いてるからドリンクおすすめしようか」
「お子様の行動で困ってることはないか」
なんてことを意識できるかどうかが大事です。
これをアルバイトさんレベルまでできるお店はほんとにいいお店になります。
そういえば、
20年前くらいにうちで店長をしていた中野君という物静かな方がいました。
彼は元気良い接客はできない、、、
でも当時お客様が確実にリピートしてくれて売り上げも上がってました。
中野君に聞くと、
「僕はお客様と話すことが苦手なので、お客様がして欲しいことを先回りしてしてあげることを意識してます。」
と答えてくれました。
店長によっても特性があるので、お店の方針はあれどそれを押し付けすぎるのも良くなくて、その個性を活かした接客方法を伸ばしてあげるのがいいのだとその時思いました。