■ 「将来どうなりたい?」に、答えられない若者が増えている?
先日、焼肉屋を経営している友人から、こんな話を聞きました。
「最近、若いスタッフに“将来どうなりたい?”って聞いても、何も答えが返ってこないことが多いんだよね…」
これ、実はうちの店でも感じることがあります。
■ それでも、若い人が入ってくれるのはやっぱり嬉しい
うちにも、少し前に21歳の社員さんが入ってくれました。
この3〜4ヶ月で、社員希望の面接も10名ほどさせてもらいました。
若い人が増えていくのは、本当に嬉しいこと。
いろんな経験を積んで、自分の可能性をどんどん広げていってほしいと思っています。
■ 教え方は“少しずつ、でも確実に”
指導の順番はいつも決まっています。
まずはナムルや冷麺などの基本的な仕込み作業から。
そこから段階を踏んで、最終的にはお肉のカットまで進める流れです。
ただ、それ以上に大切なのは、
「自分から興味を持って動く姿勢」だと感じています。
■ 教える側にも“モチベーションの波”がある
たとえば閉店後、片付けが終わったあとに
「今からお肉の解体するけど、手伝ってみる?」と声をかけることがあります。
でもそこで「今日は帰ります…」が続くと、
先輩としては少し寂しい気持ちになるもの。
「やる気がないのかな?」と感じてしまうのは、やっぱり本音です。
■ チャンスはいつも“静かに転がっている”
もちろん、プライベートとのバランスは大事です。
でも、せっかくのチャンスがあるなら、積極的に手を伸ばしてほしい。
仕事の中にある“やってみる機会”って、
実は一番成長につながるタイミングなんです。
■ 若い人が未来を描ける環境を作るのが、今の自分の役目
「夢がわからない」「目標がまだない」
そんな若いスタッフでも、経験を重ねていく中で、
少しずつ自分の未来を描けるようになっていくはず。
その背中を、そっと後押しできるような環境を、
これからも作っていきたいと思っています。