■牛って、釘やネジを飲んじゃうんです…!


今日は、ちょっとした“牛の秘密”をご紹介します。


牛って実は、牧場や牛舎で釘やネジなどの金属を誤って飲み込んでしまうことがあるんです。


え?本当に?と思いますよね。


でも、反芻動物である牛は、ときどきそんな異物まで口にしてしまうことがあるんです。


食いしん坊というか…ちょっと無防備というか…。



■その対策は…「磁石を飲ませる」こと!


そんなトラブルを防ぐために、畜産農家さんが牛にあるものを飲ませるのですが…それがなんと「磁石」!


小さな金属異物を胃の中でくっつけて、腸に流れ込まないようにするために、胃の中で“磁石が守ってくれる”という仕組みなんですね。


なかなかにユニークで、かつ実用的な工夫です。



■実際に牛の胃から出てきた“ブツ”を見せてもらいました


そんな話をしていたところ、うちのスタッフ三宅が、いつもお世話になっている内臓専門の食肉業者さんから、実際に牛の胃の中から出てきた“異物コレクション”を見せてもらったそうです。


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これは…衝撃的! 


人間なら即入院レベルの異物ですが、牛の胃は大きくて、ある程度の異物はそのまま耐えてしまうらしいんです。もちろん健康にはよくないので、あらかじめの対策=磁石が大事なんですね。



■知れば知るほど奥深い、牛の世界


普段は「美味しいお肉」として食卓に並ぶ牛ですが、こうした話を知ると、その背景にある畜産や加工の工夫に自然と関心が湧いてきます。


焼肉屋として働いているからこそ見える現場のリアル。これからもまた、面白い話があればご紹介していきますね!


それでは今日はこのへんで!