先月から福田店にて始まった「冬の新メニュー」のひとつで、食べたお客様からちょっとした意見がありました。
「韓国茶のほっこり粥」を食べたお客様が、「思ってたよりも熱くない」いうご意見。
熱くない理由として、「料理ができあがってから提供するまでの時間がかかっている」と思っていましたが、調べてみるとさほど時間がかかっているわけではない。
そこで気づいたのは、もしかすると「お皿の熱効率」が関係しているかもしれないということ。
今回「韓国茶のほっこり粥」を提供しているお皿は白色の楕円形の浅いお皿。
空気に接する面が多いので、もしかしたらここから熱が逃げやすいのかもしれないということ。そして、もしかしたらお皿の材質も保温が効きにくくできているのかもしれないということ。
もしそうであれば、このお皿は温かい料理には向いていなくて、これよりもチゲに使うような熱伝導率の良いお皿がいいのかもしれません。
もう一度試していかなきゃいけませんが、
「温かいものは温かいままで食べてもらう」ためにも、お皿の性質を理解しておくことも調理人の重要な仕事となりそうです。
