アンニョンハセヨ!
堺焼肉『高麗ガーデン』のジョンです。
ブランドについての著書を読んでいると、飲食店にも通じるなかなか興味深い論評が多く書いてあります。
そんな著書『ブランド帝国の素顔』『ルイヴィトンの法則』等を書かれている工学博士『長沢伸也』さんの言葉です。
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「ライセンスは麻薬が劇薬のようである。ブランド価値があるから、ライセンスが成り立つ。しかも、そのライセンスをすることでブランド価値が当事者にも認識できることになるし、サイン一つで後は相手が生産・流通・販売までをすべて請け負ってくれて、寝ているだけでロイヤルティーが入る。一度始めたらやめられない。しかし、高価な服と安価なスリッパに同じブランドのロゴがつけば、ブランド価値はいずれ下がっていく。この麻薬をガマンするのが難しい。」
昔は一世を風靡したけど、今では持つのがちょっと恥ずかしいというブランドもたくさん存在します。
M○○、○ン○○○○ワ○○○、G○○、プ○○○○ッ○等…
これ全部がライセンス商品を出したかどうか定かではありませんが、安売りや急速に販売拡大してブランドイメージが崩れたことは確かだと思います。
これは飲食店でも当てはまります。
ブームに乗って流行っているお店が、フランチャイズを立ち上げる会社のバックアップのもとに店舗数を増やしていく事例。
お客様としたら、「大好きだったあの場所にあったお店が…あれ!?最近色んなとこに出来ちゃって…嬉しいけど、なんか悲しい。」と、以前お客様の頭の中で作り上げていたブランドイメージが崩れちゃうケースが多々あります。
そういう意味で、自分の力量を超えた店舗展開は危険です。
内部を充実しながら店舗を拡大して行かれてる「ゼットン」さんとかを目指すべきなんでしょうね![]()
