試合情報
2024年02月10日(土) 晴れ 11:26試合開始
場所:中山五月台小学校
お相手:中山少年野球団さん
試合前
県大会出場の掛かった2回戦のお相手は
強豪、中山少年野球団さん。
恐らく今後も何度となく相まみえるであろうお相手。
新人戦は同じく強豪スカイホークスさんを倒し、
既に2勝を挙げて勢いに乗っている筈。
一昨年のCチームでもかなり強かった印象があり、
新六年生も粒ぞろいで会場もアウェー。
間違いなく厳しい試合になるだろうと構えて挑みました。
試合内容
売布は先行。
じゃんけんで勝っての選択。
そうそう、先に点を取らないとね。
1回表
・先頭S君、1ストライクからの2球目を打ってサードフライ。
大事な先頭打者がそんな浅いカウントから打ち上げてどうする・・・。
・2番から4番まで連続四球でチャンスを貰う。1死満塁。
・期待のH君、1ボールからの2球目打ってサードゴロで本塁封殺。
いつものことだけど力が入りすぎ。このあと下位打線、何とか1点でも欲しい。
・6番R君、ストレートの四球を選び待望の先制点を挙げる!
戴いた得点とはいえ、この先制点は本当に大きかった。
・7番キャプテンK君、3-2から粘って四球をもぎ取り追加点!
・8番Y君も押し出しで3点目を挙げる。
中山さん、ここで先発投手君交代。
昨年も何度か対戦した4年生君がマウンドへ。
投手交代中、監督がネクストバッターに指示を与えます。
・先頭に回して一気に得点を積み重ねたい9番T君。
初球、意表を突いた?セフティーバント!
・・・は捕手の目の前に転がり本塁踏んで3アウトチェンジ。
作戦であったのだろうけど、満塁であることは理解できていたのかな?
どこに転がそうとか、誰に捕らせようとか、意思が感じられず残念でした。
何はともあれ思いもよらない3得点に沸き立つチーム
がんばって守りましょう!
1回裏
先発は先ほど満塁で凡退したH君。
切り替えて1個1個アウトを取っていきましょう。
・先頭の初球、ピッチャーゴロ!が、グラブの下スルリ!
セカンド捕球するも間に合わず無死一塁。
課題の投球後守備もだけど、セカンドバックアップ遅すぎです。
・2番君、盗塁後のサードゴロ!で1アウト。
送球間に俊足のセカンドランナー一気に本塁突入!
ファーストからの送球がそれて1点を返される。
・3番君、死球、すみません。
・4番君、盗塁後の2球目センターフライ。2死2塁。
・5番君、3球目ショートフライ、チェンジ。
最初バタバタしたけどよく1点で凌ぎました。
とはいえ、ランナーの出し方が宜しくないなぁという印象。
2回表
2点差になったけど、さぁ先頭打者から。
良く知った投手、追加点を取りたい2回表。
・先頭のS君、1-1からの3球目引っかけて1塁ゴロ1アウト。
ちょっと打撃が強引でしたね・・・
・2番K君、初球打ってピッチャーフライ2アウト。
初球打つなとは言いませんがピッチャーフライはちょっと。
先頭があっさり倒れてるだけに自重して欲しかったなぁ。
・3番R君、2球目打ってレフトフライ3アウト。
悪くない距離でしたがフライは取られちゃいますよね
得点板に先にゼロを入れてしまう。
試合の流れを手繰り寄せたかった・・・。
2回裏
・6番君、サードフライ。
・7番君、8番君、連続三振で三者凡退!
と書くと完璧っぽいですがこの回17球を投じてます。
流石の粘り強い打撃陣、うらやましい。
3回表
・4番H君、初球、セカンドゴロ
・5番H君、3ボールからサードゴロ
いつもは打っていいと言ってるカウントだけど
ここは打ったらあかん場面です。
・6番R君、1ストライクからの2球目センターフライ。
同じ三者凡退でもこちらは僅か7球。
前の回と合わせても6人で13球。
すでに相手の術中にハマってる気がする。
3回裏
・9番君、三振
・先頭に戻り一番君、四球
分かってはいるけど痛い四球
じわじわと効いてくる球数
・盗塁後、2番君4球目サードゴロで2死3塁
・3番君6球粘られ死球、連続でごめんなさい。
・盗塁で4番君4球目をセカンドゴロでチェンジ
このプレーが後に響いてきます。伏線①
強めの当たりだったのでギリギリ事なきを得ましたが
セーフだったら同点でした。本当に前に出て欲しい。
とはいえ、よく無失点で凌ぎました。
売布の淡白な攻撃と比べ、じっくり攻めてくる中山さん。
簡単にアウトにはならんぞというチームの意志が良いですね。
H君、ここまで56球。球数制限が近づいてきました。
4回表
勝ってるけど、圧されてる。
下位打線から粘って上位に繋ぎたい。
・7番キャプテンK君、1ボールの2球目セカンドフライ
こういうの見ると、自由に打たせて貰えなくなります
・8番Y君3‐2から空振り三振。
9人目にして初めて5球以上投げさせられたけど残念。
3ボールから立て直せる投手君流石ですね。
・9番T君3‐1から4球を選び2死1塁。
10人目にしてようやく出塁。ナイス出塁。
若干ボールが増えてきた印象。
味方の援護なく相手も苦しいんです。
・1番S君初球ボールもランナースタート!
捕手君からナイス送球が送られたアウトでチェンジ
作戦だから仕方がない、送球も良かった。
このプレーが後に響いてきます。伏線②
個人的にはもう1球待っても良かった気がしてます監督。
4回裏
H君の球数制限が迫っている。
下位に向かうのでこのイニングまでは行って欲しい。
若しくは2アウト迄は何とか頑張って。
・5番君、3‐2から6球目打ってセカンドゴロ、トンネル!
すぐさま外野がカバーに入り進塁はさせず無死1塁。
伏線①を半分回収します。
スリーボールからよくぞ持ち直して完全に打ち取った打球、
投手は相当ショックだった筈です。だからあれほど待つなと。
・6番君の3球目、ランナースタート!
捕手R君が素早く送球、タッチアウト!
傷心の投手を救うビッグプレーでした。
・6番君は5球目打ってショートフライ、2アウト。
この回あとひとり、頑張れ
・7番君、ストレートの四球、2死1塁
ここで球数制限を超え、投手交代サードのY君と入れ替え。
H君良く投げました。ナイスピッチ。
・8番君、4球目打ってファーストゴロ、チェンジ。
代わったY君、しっかり投げてピンチ刈り取る。
残りあと2イニング、重苦しい試合展開が続きます。
5回表
・1番S君、1-2からセカンドフライ、1アウト。
3回目の先頭で出塁ゼロはきついですね
それだけ警戒されているという裏返しでもあるのですが
・2番K君、1ボールから相変わらずの早打ちサードゴロ
も、捕球エラーとなり出塁、1死1塁。
・3番、何でもできるR君。
1ストライクから打ちに行ってファーストフライ2死1塁。
前のイニング、俊足のT君が刺されていることもあって
動きにくかったですね・・・伏線②回収。
・4番、期待のH君、1ボールからの2球目打ってサードゴロ
も、送球が逸れ1塁セーフ、ランナーも進塁しており2死1,3塁!
・5番、頑張って投げたH君、ここは打撃で頼みます。
初球盗塁で2死2,3塁、ファールを挟み2‐1のバッティングカウント
4球目を打って、ピッチャーフライ、チェンジ。
攻められ方を分かっている筈なのに、対処できない。
仕方ないで済ませないで、練習しましょう。
2つの失策でもらったチャンスを活かせませんでした。
これで試合の流れは相手に行ったと考えるべき。
5回裏
しんどいけど、耐えて流れを引き戻したい。
基本的なことをひとつひとつ。
・9番君、初球バントされるも捕手R君が素早く処理して1アウト
・1番君、1-2からの3球目打ってサードゴロ
を先ほど入れ替わりで投手から入ったH君の送球が逸れ1死1塁。
相手の1番君、全部こちらのミスですが3打席出塁してます。
これは相当なプレッシャー、流れが来ないのはこういうところが原因です。
・2番君の初球、ワールドピッチで進塁1死2塁
3-1から5球目打ってサードゴロ、よし1アウト貰おう~
を何を思ったかH君がまさかのスルーでレフト前ヒットに。
チャンスで打てず、送球エラーして、気持ちが沈んで動けなくなっていたかな
・3番君の初球、ランナー盗塁して1死2,3塁に。
よっしゃ!代えよか!
ここで投手交代、ショートのS君がマウンドに。
投手Y君はサードに戻り、H君は一塁、H君がショートへ。
打者は3番、中山さんは小技も巧みに攻めてくる。
投手前のフィールディングを固めるため、
このタイミングでの交代です。
・3番君、3-1からの4球目を選んで四球、1死満塁
スクランブルに選手の気持ちが付いていけてなかったかな
・4番君、大きく深呼吸をして打席に入ります。
初球一閃、打球は左中間真っ二つ、逆転満塁本塁打に。
これぞ4番、流石上級生の意地を見ました。
2度のチャンスで打てなかった悔しさをぶつけられましたね。
伏線①回収です。
打たれた直後泣き崩れる投手のS君、沈痛な雰囲気に包まれます
守備付こう!まだ終わってない!攻撃残ってる!
まだ2点差や!諦めずに行こう!
ベンチから声が飛ぶが、ショックは隠しきれない。
でも、今までの流れを見るにこの展開は必然なんですよね。
この必然を避けるため、我々ベンチが何をしてあげられたのか?
をこの夜はずっと考えていました。
その為の翌日反省会、大事です反省会。
・5番君に泣きながら投げるS君、大丈夫か?
2ボールになって代えようかな?と監督も心配そう。
その後連続でストライクが入ったので大丈夫。
今までだったら崩れ切ってました。少し大人になったね。
5番君は結局四球、1死1塁。
・6番君、センターフライ2アウト。
・7番君、四球を与え2死1,2塁
・8番君、セカンドゴロチェンジ
頑張って頑張って耐えてきたけど、
自分たちのミスと上級生の意地にやられました。
やっぱり少年野球は最上級生よ。
どこまで喰いつけるかわからないけど、
諦めるわけにはいかない。
6回表
・6番代打S君、1‐2から4球目空振り三振1アウト
・7番キャプテンK君、初球を打ってピーゴロ、2アウト
・8番Y君、2-1から3球目打ってライトフライ、3アウト試合終了
勝利に沸く中山さん応援団。
涙を流しながら挨拶をしに行く売布の選手たち。
兎に角、悔しい。
試合後考察
こんな負け方をして、笑顔で片付けている選手はいないと思ってましたが、
そうでもないところが、このチームが土壇場で勝ちきれない要因なんだろうなと。
出場した選手だけでなく、そうでない選手も一体になって戦えるよう、
強制したり問いかけたりするのではなく、声を掛けていきたいなと思います。
相手さんは売布に対する有効な戦い方をしてきたのに対して、
売布が受け身になってしまったことがあったのかなと。
打開策を準備できるよう、ベンチ陣頑張っていきましょう。
この大会は5位まで県大会出場の権利があり、
敗者復活トーナメントがあることが、監督から選手に伝えられました。
新たな目標に向け、残り2試合勝てるように前を向きましょう。
試合結果
Team 123456 R H E
売布ファイターズ 300000 3 0 3
中山少年野球団 10004x 5 3 2
継投 H君(4回2/3)-Y君(2/3)-S君(2/3)
本塁打 なし
中山少年野球団さん、いつも世話になります。
県大会進出おめでとうございました。
我々も続けるよう、頑張ります!
以上