11日午後1時40分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町のラーメン店に、男性(80)=茨城県鹿嶋市=が運転する乗用車が突っ込んだ。
客5人が重軽傷を負ったが、いずれも命に別条はない。警視庁新宿署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で男性から事情を聴いている。
同署によると、男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と説明しており、ホテルの地下駐車場から出ようとした際、運転を誤り、向かい側にあるラーメン店に突っ込んだとみられる。当時店内には23人の客がおり、けがをしたのはいずれも20代の男性だった。
客の一人の男子大学生(21)は「地響きのような音がした後、店の入り口にがれきが散乱した。倒れていた人は動かなかった」と動揺した様子で語った。
現場は、西武新宿駅から東に約200メートルの繁華街だった。
なぜ踏み間違いが起きるかというのを検証した結果は、股関節の可動域が狭くなったことによる運動量の認識機能が低下したからだということらしいです。
オートマチック車のペダル配置には、2種類あります。
オートマチック 1
アクセルとブレーキの2ペダルで、ハンドブレーキまたは電磁式パーキングブレーキ車の配置です。
オートマチック 2
2つ目は、アクセル・ブレーキと左に足踏み式のパーキングブレーキペダルがあるタイプです。
どちらも、アクセルとブレーキの間隔は、メーカーは違っても、ほとんど変わらないと思います。
年齢を重ねていくに連れて、本人はブレーキペダルに移動させたと認識しているのですが、実際は移動しきれていなかったということがあるようです。
そこで、御家族で確認していただきたいのが、足元を見ないで足の移動してもらって、感覚で認識した位置と実際に動かせてる位置に誤差がないかということです。
ペダルの間隔・段差の図面
アクセルからブレーキに踏み換えるには、6~8cmの足の移動が必要となります。
この感覚認識と実動が伴わなかった時に、踏み間違い事故が起きます。
どうやって確認するかといいいますと、準備する物は運転席の足元に似たような角度の箱を作ってください。
そして、一人は足元にスタンバイして、最初の位置をマーキングして、ブレーキを踏んだと想定して足を動かしてもらい、その位置をマーキングします。
そして、実際にどのくらい移動させることができてるか、認識と実動の誤差を確認すると、わかってくると思います。
次に運転姿勢でも、踏み間違いが起きることもあります。
この場合は、年齢に関係なく起きる可能性がありますので、御自身の運転時の姿勢を振り返ってみてください。
左の姿勢だと、どんな危険があるかといいますと、いざという時にブレーキペダルへの移動が間に合わないか、慌ててるとブレーキをかけたつもりが、移動が間に合わずアクセルを踏み込んでしまう危険性があります。
同じ距離を動かしても、足先が外を向いているので移動できていないんです。
右の姿勢ですと、膝の位置とつま先の位置が直線位置にあるので、認識した通りの動作ができるので、踏み間違いが起きにくいんです。
運転時の姿勢からも危険回避ができますので、時にはチェックしてみて姿勢が良くない場合は、なんか書いてたなって思い出していただいて、直してみてはいかがでしょうか?
運転姿勢で疲労感が変わってきますので、ぜひチェックしてみてください。
そして、踏み間違いによる交通事故を減らしていきましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。