死後に人生を振り返えさせられる | からしまひろこの小春日和~笑顔で波乱万丈!?〜

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ふわりとした春風と、からりとした夏の太陽、孤独でも輝く秋の月、凛とした冬の空気、そんな生き方めざしながら、えんやこら~

波乱万丈にへこたれない(⌒-⌒; )
からしまひろこのブログに
起こし頂き ありがとうございます!


今日も ちょっと不思議な
お話しに なるかと思いますが


ありのままの お話を
お届けしたいと思います。



亡き 元夫こと
困ったオッちゃんが 30年前に
一度 死にかけた  大きな事故の事を
前回 書かせて頂きました。


よく聞く 話の中に



一度 死にかけた人が
この世に 生還した時に


不思議な能力


例えば 今まで 霊感などなかったのに
霊感が生まれた  とか


何か 悟りを 開いたり


人生感が 大きく変わったり


というお話を
よく お聞きするのですが



この男……
困ったオッちゃんに限っては
間違いなく、
三途の川まで行っておきながら



なーんにも 
悟らないまま

のように見えました。

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酔っ払って 車に轢かれたという
命に関わる事故にあったのにも
関わらず……



酒癖の悪さや 暴君ぶりは
年々ひどくなっていくようでした。



私は 携帯の電話帳の
オッちゃんの登録は
織田信長様 としておりました。



信長様に失礼だとは思ったものの


そんな事でもして ふざけてないと
真面目に あの 暴君と 
付き合ってたら 
気が狂っていたでしょう!



そして
超現実的で唯物論者!



ちょっと スピリチュアルな話しは
全く 信じない……

いえ……信じたくない

という感じでしたが

事故から25年経った
12月に入ったとたん


オッちゃんは、しきりと


この12月  
何かが起こる。


と 不思議な言動を繰り返し


本当に 緊急搬送され
命の期限が 間近に迫っている事を
知らされる羽目になりました。


アルコールで 機能しなくなった
肝臓と同時に


胸部の大静脈に複雑に巻き付いた
巨大な腫瘍がみつかり


それが 悪性の癌である事。


癌というだけなら まだしも
その 癌が 大きくなる度に
大静脈を破裂さして 一気に
絶命する危険がある事。


逆に 抗癌剤で叩いて
小さくなったとしても
腫瘍が動く度に 大静脈に触れ
いつ 大静脈破裂になるかわからない。


要するに  胸に
巨大な時限爆弾を巻き付けられ


下手に動くと 爆発する!


動かなくても いずれ 時が来れば
爆発する。


その深刻さは 
普通の神経で受け止めていたら
耐えられない状況だったでしょう。


ハリウッド映画なら
ヒーローが出てきて
このピンチを 
なんとかするのでしょうが


オッちゃんは 
時限爆弾を巻いたまま


他にも 沢山の 爆発寸前の出来事……


商売の撤退や
それに伴う 破産の手続きなど


膨大な この世での
ルールの処理に
対処しなくては なりませんでした。



そうなのです。


その時に 死ぬ訳に
いかなかったのです。


オッちゃんは 
この時限爆発の存在を知ってから
1年と6ヶ月 生きました。


脳転移した 癌のせいもあったのか
支離滅裂な 言動も多く

最後まで 壮絶な 戦いでありました。


全ての 戦い?が終わって
オッちゃんが 亡くなり


通夜もなにもできない
簡素な遺体安置所ではありましたが


ふかふかの布団に収まり
安置され  オッちゃんは
静かに 寝ておりました。


いや……
死んだのだから 
もう 今までみたいに
暴言も 何も出てきようがなく
当然、静かなのですが……


なんだか 今まで見た中で
一番 穏やかな表情にも見えたのです。


そして、
そこに オッちゃんが もう居ない。

その事自体が 不思議な感じが
したものです。

そこに  


私の親しくしている
知り合いの方ですが

不思議な霊感を 持った方が
お参りに来てくださいました。


そして、開口一番に

ご主人さんも
ここに 座ってはります。

ご主人が 言われるには、

自分の寿命は、
本当はもっと
短かった……と。

でも、
(何かに)生きさせられたと
言っておられます。


それは、
自分が してきた事を
気付かせる為に
寿命を 伸ばされたと
言って おられます。


よく聞くと オッちゃんは

自分の魂が 身体から抜けてから

どうやら 何者か 偉大な存在に
今までの人生を 振り返らされ


全ての人生の カラクリを
悟らされたようで

今、自分の遺体の近くに
しょんぼりと 座っているのだと


そのような事を
説明してくださいました。


その方は、私達や オッちゃんに
起こった 数々の出来事は
詳しくは 知っておられないのですが


オッちゃんが 
どうやら その方を 通訳にして
語りかけてくるような

その内容は


ああ、そうだったのだ……

と 深く 納得させられる事でも
ありました。


この お話は  また 次回に……
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どんな生き方をしても

死後に 人生を振り返らされ


その 評価をするのは

どうやら  

自分自身のように思います。


でも 大きな存在は

何かを 悟らせようと
その レールを 引いておられる。

そんな事に 気づきます。

  友蔵の弟子 俳句にならない俳句



いつも読んで頂き  お付き合い
本当に ありがとうございます!