平成27(2015)年度より、宅地建物取引主任者から宅地建物取引士と名前が変わった宅建(以下、宅建士と呼びます)。知名度と人気の高い国家資格です。
その資格試験はマークシートで全50問(1問1点)。ここ10年で合格率が15%~17%です。合格点(合格ライン)は31点~36点となっています。
宅建士は不動産の資格ですが、試験内容としては法律系資格です。難易度は他の法律系資格と比べてあまり高くないと言われますが、決して簡単な試験ではないといえます。
受験料が7,000円。合格率の低さは人気資格ゆえに何となく受験する人の多さもあるように推察されます。会社から業務命令で嫌々受験させられて……という方もいるでしょう。もちろん何の勉強も対策もせずに受かるような試験ではないので、ここで合格率は下がりますね。
申込者数に対する実際に受験した受験者数を比べても、「勉強してないしバックレるか」という人も多そうです(笑)。
はい、だから低い合格率だけをみて怖気づくことはありません。宅建士は、ちゃんと勉強と対策ができていれば誰でも受かる試験ですから!
※試験のスケジュール等についての最新情報は必ず「一般財団法人 不動産適性取引推進機構」(RETIO)のウェブサイト等で随時ご確認ください。