薬師寺ジムのトレーナー時代(といっても辞めたのがついこの日の数日前になりますが)
教え子だった大中君が遂に?中日ジムでプロテストを受けることになりました。
受かる技術は十分に持っていると思ったけど、本番の彼は果たしてどうだろうか。
プロテストとはいえ、基本的に弱気な彼は緊張し過ぎて力の半分も出ないなんて可能性もあるのでは、と懸念をしてました。
プロテスト実技は2ラウンドのスパーリング。
案の定、後の本人の感想どおり序盤はビビって足が竦んでいたらしく脚に根が生えたように動けていない様子
しかし中盤から漸く「らしさ」がでてきて
終盤は気持ちを前面に押し出し激しい打撃戦もありました。
彼はテスト後「せっかく緊張感が取れた今、もう一度やり直したいです!」と悔しがってましたがその気持ちが痛いほどわかりました。しかしそれも含め、それが今の彼です(笑)
でもあれだけできれば「十分合格だろう」と思い安心して帰りました。
数時間後、やはり「合格した」と他の元教え子から連絡が入りました。多分大中君の対戦相手も合格したと思います。
これで「プロボクサー大中雄貴選手」の誕生です。
彼のゴールがどこまでなのかは聞いたことないけど、いけるトコまでいってほしい。
続けれるトコまで続けてほしい。
毎日
自分自身に勝ってほしい。