皆さんこんにちは。Kです。



夏ですね。エアコンなしで寝るのはありえない季節になってしまいました。



私が最も嫌いな季節です。クソです。

さも「四季の主役」みたいなツラして肩で風切ってるのが我慢なりません。1秒でも早く終わって欲しいです。

お前のこと誰が好きなん?



さて。



先日は待ちに待った給料日だったのですが、けさ口座をのぞいてみると鼻で笑っちゃうくらいの額しか入っていませんでした。



なんでだ????



給与係がお金数えられなくなっちゃったのかなぁ。



少しの間、ATMの前で立ち尽くすぼく。



念のためカードをたたいたり息を吹きかけてみたりもしましたが、やはり残高は変わりません。





・・・・・あっ。



八木に電流走る。





おもむろにクレジットカードのアプリを開き、請求額を確認します。



目を背けたくなる金額が、そこにはありました。




これかぁ、原因。



脳みそが揮発性メモリの私は、数ヶ月前にボーナス払いで購入した高額商品たちのことが記憶から消えていたようです。



ぼくの給料がごっそりいかれてしまいました。






死角から思いきりぶん殴られたような衝撃。

ものすごく損をした気分です。



さらに畳みかけるように、2ヶ月前のZOZOTOWNのツケ払いが私を襲います。



わしゃこの2ヶ月で死ぬつもりだったんか?



人生の風呂敷をたたみにかかっているとしか思えない散財っぷりです。



これを戒めとし、今後の買い物は慎重に行うことを心に誓いました。





と思っていた矢先、母がボーナス払いでバカたけえ美顔器を買っていました。



浪費癖は遺伝だったようです。来世に期待。




◾️



先日、「映画キングダム 大将軍の帰還」を観に行きました。



すばらしい映画でした。グレートでした。



大迫力のアクションシーンもさることながら、なんといっても鼻水垂らして泣いちゃうほどの感動シーン。



あちこちから鼻をすする音が聞こえていました。



映画館を後にする頃には気分はすっかり大将軍。



エスカレーターに乗る乗客たちも、皆一様に腰に手を当て、うっすらと笑みを浮かべていました。





イオンシネマ脇のエスカレーターに小さなカルト集団が結成された瞬間です。




そんなキングダムですが、実は実家の両親も大のファンであり。



2作目の映画を見終わった後にドハマりし、100話以上あるアニメを2週間足らずで完走していました。



正直結構引きました。



この2週間、60手前のおじさんおばさんが前のめりでアニメに釘付けなのも嫌でしたが、口調やマインドが武将風味だったのがとにかくやかましかったです。



了承するときは「ハッ!」と言いますし、何かしてもらった時はしきりにこの構えをとっていました。




ご本家も醤油をとってあげただけではこの構えしないと思うよ。お父さん。



中でも両親のお気に入りだったのが、今回の映画でもフィーチャーされた「王騎」というキャラクター。



常に敬語で、語尾が伸びる特徴的な喋り方をするキングダムきっての強キャラです。



劇中では副官の騰(とう)と常に一緒にいることも印象に残りやすいポイントだったのか、当時の我が家では「〇〇ですよ、騰」「〇〇ですねぇ、騰」というフレーズが横行していました。



知らない人からしたら存在しない人物に敬語で語りかける初老2人。



早めの認知症か、ヤバめのお薬をキメているのかと思われること請け合いです。



頼むからよそではやってくれるなよと、切に願っていました。




極めつけは、ふと父のスマホを目にした時のこと。



ある日の朝、実家のリビングで父のスマホのアラームが鳴っていました。



父はスマホを置いてどこかに行っており、普通にうるせえので止めようと手を伸ばします。




余談ですが、父のスマホはアラームを設定する際に

メッセージも設定できるようで、画面にはこんな文字が書かれていました。









【悲報】50代父、腐女子だった





父のスマホの小さな液晶の中に、王騎✖️騰のカップリングが爆誕していました。







父にはその気はないにせよ、朝チュンしている王騎と騰の情景が嫌でも浮かびます。



実の父が図らずもBLカップリングを作り上げていたという事実に、朝っぱらから酷い精神汚染を受けてしまいました。



あとスマホに向かって王騎になりきって文字を打ち込む父の姿を想像すると滑稽でなりません。



偉大で尊敬する父が、キテレツミーハー腐女子くんになってしまいました。



強めに頭叩いたら直るかなこれ。



ほかにも直し方をご存知の方がいたら、是非ご教示いただきたいものです。



お待ちしています。