ミノサイクリンは経口・静注で使われる抗菌薬であり、
主にツツガムシ病・リケッチア感染症・ビブリオ・ねこひっかき病などで使われる。
副作用として歯の着色や光線過敏症、消化器症状、前庭障などがある。
発育中の歯や骨に沈着し、う歯や骨の発育異常を起こすため、
8歳未満の小児や妊婦授乳婦は内服しないことが望ましい。
(添付文書上禁忌ではない)
作用機序はリボソームに結合することでtRNAとmRNAの結合を阻害することで、
タンパク合成を阻害する静菌的な抗菌作用。
副作用で頻度が多く他の疾患との鑑別が重要なのがめまい。
ミノサイクリンによる前庭障害は動揺性めまいを訴えることが多く、
服用開始3日以内に発現しやすい。
FDAのAdverse Event Reporting Systemから女性に起こりやすいことが分かっている。
薬剤性の前庭障害と診断された場合の対応は、安易にアデ〇ス・メリス〇ン・メチ〇バール・トラ〇ルミン処方で対応しないことが重要らしい。