こんにちは。
今回は、新しく買ったレンズによる試し撮りのご紹介です。
新しいレンズとは、表題に記しました
「シグマ 70mm F2.8 DG MACRO 」(Eマウント)
です。切れ味の鋭さから、いわゆる「カミソリマクロ」の異名を持つ、Artラインレンズです。2018年6月発売ですので、新製品ではありません。
そろそろ等倍マクロが欲しくなったので、”状態の良い品が出たら買おうかな” となんとなく決めていたところ、たまたまMAPカメラで美品が出てきましたので購入しました。
安価な割には、AF/MF切り替えやフォーカスリミッタなど、必要な装備が付いています。レンズ内手ぶれ補正機能はありません。
レンズ鏡筒は細いのですが、長さは割と長めです。前群繰り出し式ですので、被写体との距離に合わせてジーッ、ジーッと前に出てきます。インナーフォーカス式の、画角が変わる、収差変動が起こりやすい、という欠点を抑制しています。一方、全長は都度変わってしまいますが、フードをすればフード内の動きですので余り気になりません。
さて実際の撮影ですが、梅のシーズンに合わせ、各地に出向いて撮影してきました。
被写体は今のところ梅しかありませんが、幾つか作例を載せたいと思います。
早速ですが、写真をご覧下さい。
マクロなのでクローズアップが多いですが、70mmの単焦点レンズとしても勿論使えます。
シグマのレンズは、24-70mmF2.8を所有していますが、とても気に入っています。ただしArtラインは重たいのが少々難点でした。その点この70mm F2.8 MACROは、Artにしては比較的軽いのが特徴です。実際使ってみて、軽いというよりは、苦にならない丁度良い重さと感じました。
AFは、多少遅いとか迷いはあるにせよ、近接撮影の場合最後はマニュアルで合わせますので、特にAFがネックという感じはしませんでした。
今回、梅の花の撮影だったためか、キレッキレの鋭さはあまり感じませんでした。むしろ、ボケの方がおもったよりもふわっとしている印象でした。
またべつの被写体、例えば室内のブツ撮りなどで違った味を見せてくれるのではないかと期待します。
では、また