ベテラン預かりNさん宅の徒歩圏内、2年ほど前に保護活動家TさんがTNRを完了させたというお宅の玄関先で、Tさんご自身が授乳中の猫一家を偶然発見したそうです。
当時の処置済の猫たちはみんな姿を消し、新たにふたつの猫家族がそこのお宅を自由に出入りしているとのこと。ママ2頭に子猫が7頭（家族構成は不明）、秋の繁殖期に備えて再び処置することに決めたらしいのですが、当時とは事情が異なり家主さんのご協力は得られそうにないので当法人にお手伝い依頼が来たという訳なのです。
控えめに言ってわちゃわちゃ
一昨日にTさんと共に現調、家主さんに挨拶を済ませて昨日より着手していました。
親子共々そこそこ人慣れしていることは分かっていたのですが、開始時には子猫の受入先が未決だったのでママ2頭のTNRを先行して実施、ただし子猫が捕獲器に入らないよう付きっきりで見張っていなければなりません。
開始10分。フードに釣られて捕獲器に近付く子猫たちをブロックしているうちに、三毛ママがあっさり入ってくれました。確保最短記録の更新です。
悪いようにはしねえよ
手術予約は1頭分しか取れていなかったのでその足で病院へ搬送し、手続きを済ませて現場に折り返しました。その間にTさん手配の目途が付いたので子猫保護に着手、保護活動家Iさんも加勢してくださり捕獲器は使わずキャリーにダイレクトインで2頭を確保しました。
初期医療のための搬送および受診は私（代表）が担当し、処置後にTさんNさんが待つお宅へと送り届けてその日は終了。時計は21時近くになっていました。
Tさんインスタで先行募集を開始、早くもお問合せが来ているそうな
そして今日、無事に三毛ママをリリースできました。
残りはママ1（黒白）、子猫5（黒、黒長毛、黒白、キジ白×2）です。
明日も継続します。
＊＊＊私たち「こはるや」は、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を利用してTNRを行っており、チケットを使用して行った不妊手術費用については全額どうぶつ基金が負担します。＊＊＊
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