もちっ子5兄妹のトライアル手配を済ませて脱力していた昨日午後、市内より子猫保護の依頼がありました。
「子猫が一日中鳴き続けている。心配した近隣住民数名で確保を試みたが上手くいかない。助けてほしい」とのこと。様々なケースが想定されますが、母猫が子離れして姿を消し、残された子猫が不安で鳴いているのだろうと推測しました。
写真提供:依頼者様
ただ、もしかしたら母猫が帰ってくるかもしれず、そうなると対応も変わってくるので準備と手配に着手しつつ、依頼者さんには様子を見続けていただくようお願いしました。
深夜になっても状況は変わらず子猫は鳴き続けていると連絡がありました。
翌朝、お知らせいただいていた現地に向かってみるとやはり子猫の鳴き声が確かに聞こえます。依頼者さんには現地案内をお願いしていましたが、合流を待たずにミッションを開始しました。
鳴き声が聞こえるお宅に捕獲器を設置させていただき(協力を快諾してくださいました)待つこと1時間半、「入りました」の連絡。早かった。
よっぽどお腹が空いていたんだと思う
受入れおよび里親募集については保護活動家Tさんの協力が得られることになっていたのでいつも通りの段取りで事を進めていたのですが、鳴き声を聞いて集まっていた近隣数人の中から、里親をお申し出くださる方がいらっしゃいました。
猫の飼養経験はないという未婚カップルさんでしたがお任せできそうなおふたりだったので、当方でフォローしつつお願いすることにしました。
初期医療のための通院にご同行いただき、余分のあった飼育書を差し上げて最低限の飼養用品を急いで買い揃え、今日明日のお世話や至近直近の要注意事項等をアドバイスしたりしていたので、子猫をケージに移し終えたときには15時を回っていました。
安心するがよい
依頼者さんからは「迎えるなら保護猫と決めているのでいい経験になりました」とご感想をいただきました。里親さんからは「勉強します」という心強いコメントがありました。
着手から1日で決着というスピード解決は子猫のことを心配して団結してくださったご近所さん同士の協力の賜物で、その一端に関われたことをとても嬉しく思いました。よかったです。
子猫には元気で健やかに育ってほしいと、里親さんには今日から始まる保護猫ライフを満喫してほしいと思いました。
今日は充実感と達成感に満ちた、いい一日でした。疲れましたが。
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