今回は商品テストについて少し書いてみたいと思います
商品の効果を高めようとしたら、どうしても界面活性剤などのを使用します
この原料がどれだけ効果があり、どれだけ影響があるかなどさまざまなテストで調べます
商品を選ぶ時にこのテストを参考にすれば、メーカーさんがどれだけお肌にこだわっているかや、安全性などもわかります
成分に詳しくなくとも効果があり低刺激のものがわかればいいですよね
テスト事項が記載されている場合には参考にしてみてください
安全性テスト
・人体によるテスト
人でパッチテストや数週間にわたって実使用テストを経ます
・動物テスト
化粧品に今まで使われなかった新成分を使用するときに動物で実験します
・眼刺激性試験・・ウサギなどの目に片方へ成分を投与し、もう片方へは投与せず違いを調べます
時間経過によってどんな違いが出るか両目を比較観察するのです
・皮膚刺激試験・・・モルモットなど背中の毛をそり、成分を塗布します
時間経過によって炎症や損傷を観察します
さらにはその後、殺して病理標本を作成するのです
・急性毒性試験・・・成分を与え、半数が死ぬ致死量を調べます
最近では動物愛護の観点から、細胞代替法で実験が行われているメーカーさんもあります
・アレルギーテスト
化粧品を使い、特定のアレルギーが出ないかを調べます
・安定性テスト
寒冷地から温暖地までの環境に安定して品質が保てるか調べます
・防腐テスト
使用による微生物汚染を想定した変色・変臭テストを実施し、必要最低限の防腐量を調べます
・有効性テスト
素材の有効性から肌への効果まで、短期・長期ともにテストを行います
これらのテストは各メーカーさんによって基準は異なります
次回は無添加について記したいと思います
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