今回はティルブルフのプロサッカーチーム WillemⅡ(ウィレムツヴェー)を紹介します。
1896年8月12日Tilburgia(ティルブルフジア)として創設されましたが、1998年1月12日オランダ王WillemⅡ(ウィレム2世、1830年オラニエ公兼オランダ軍司令官としてベルギー蜂起の際ティルブルフに軍をおいた。王になった後も多くの時間をティルブルフで過ごして1849年ここで亡くなりました)に改名されました。
上の写真のスタジアムはKonig WillemⅡ Stadion(コーニヒ ウィレムツブェー スタジアム)1995年にオープンし14500人の観客を収容出来ます。
観客席とピッチの間にぐるりと堀がありました。これはエキサイトした観客が場内になだれ込まないような対策です。
黄色く囲ったところはアウェーの応援席、これしかありません。通路を挟んでホームチームの応援席になっているのでアクリル板で仕切られ警備員が配置されています。
この日は正面の席で
こんな風に見られていいなーと思っていたら・・・
アウェー席に近くカオスに飲み込まれるハメになりました。
試合が始まるとアウェーのチームとの観客同士が火花を散らして席を立つしビールばっかり飲みまくって試合を見るより相手チームとバチバチしていて点が入ったら子供の喧嘩状態・・・言葉が分からないので何を言ってるか分かりませんでしたが多分そういう雰囲気でした(笑)「ちゃんと試合見て」と思っていました💦
スタジアムにはアウェー専用の鉄のフェンスと強固なゲートで守られた駐車場があります。上の写真は駐車場からの通路でここも鉄のフェンスで守られています。
サッカーサポーターの中には理性をぶち破り興奮し野性化するサポーターもいるようです。
ピッチ周りの堀はオランダ全てのスタジアムにあるわけではありませんがアウェーの通路は一般化しているようです。
チームマスコット、名前は分かりませんがウィレム2世っぽい
試合前から盛り上がります!
試合が終わると選手がコートをグルリと回ってファンサービス。
2021~2022年チームは低迷して試合の結果で残留か降格かの試合の応援に行った時の試合前のセレモニーです。(オランダリーグ:エールディビジ、下部はエールステ・ディビジ)
チームの歴史を綴った大きなスクリーンがぐるりと、たまたま席がここで見られてラッキーでした。
応援の規模が凄いなと思いました。結果は残念でしたが・・・
これは昇格を願っての応援セレモニー、立体的!飛び出す応援です。
因みに降格中の応援席、なぜか真っ黒、寒いのにチームマフラーもニット帽も着けていません。ちょっと不気味でしたが大きなドスの効いた応援は変わらずでした。
私の感想、チームが昇格出来るまでサポーターも戦っているんだなー。ガンバ!
スタジアム外にはファンショップなどがあります。
レジェンドでしょうかオランダ人っぽくない体型なんて言ったら怒られちゃうかな(笑)
ヤン・ファン・ルーセル選手の像です。
ティルブルフの隣町のBreda(ブレダ)とはライバル関係でサポーター同士がピリピリのバチバチだそう。
サッカーチームのロゴの付いた袋でさえ隠して歩かないと何をされるかわからないそう。
怖いですね~
2023~2024のシーズンは勝ちまくり昇格出来そうとの事です。
写真をお借りしました。Willem 2世の肖像画です。
マスコットと似てますか?(笑)
読んでいただきありがとうございました。