こはるフォト絵本5

『クリスマスのおくりもの』





昨年に続き
今年のクリスマスも
フォト絵本をお届けします


はじまりは
12月の初めに
サクラさんと訪ねた
「武相荘」


白洲次郎・正子ご夫妻が
農家の古民家を自ら手入れして
愛着をもって
晩年まで長く住まわれていた
旧白洲邸です


茅葺き屋根の邸宅に近づくと
一瞬で目を奪われたのが
白い花をつけ
枝を大きく広げた
一本の椿の木でした



この写真の左側で
枝を垂らしているのが
そうです^^


「わあ〜」
と、たぶん
二人同時に声をあげた気がします


この白、いい!
すてき!
撮って撮って〜
なんて名なの?


GoogleLENSで調べると
"白侘助"


わびすけ!
なんて趣ある名を持ってるの!


すっかり
心を奪われてしまったわたしたち


ランチのエビカレーを食べた後
サクラさんは
長い時間をかけて
この白い椿を撮影してくれました


わたしは
邸宅の内縁から庭木を眺め
サクラさんを待ちながら


次郎さんが
正子さんに、と
植えた椿なのかなぁ


ぼんやり
そんなことを考えていました


そして
「書けるか分からないけど」
と、フォト絵本に
この花の写真をお願いすると


今度はサクラさんの方から
帰り際
「はるさんに見てほしい写真があって」
と、見せて下さったのが
テントウムシの写真


とてもすてきで
「これも使わせて〜!」
とお願いしました


さらに後日
キラキラのクリスマスの写真も
送ってくださり


そうして
物語を紡ぐ時間がはじまりました


白侘助とテントウムシ…
クリスマス…


はてさて、
どんなお話になったでしょうか


気に入っていただけるか…
ドキドキしています


こはる
おとなのフォト絵本
5作目は
『クリスマスのおくりもの』


クリスマス準備の合間
ほっと、ひとりの
ひと息時間のお供に
開いていただけたら
しあわせです