今更ながら、参院選で自民党が配ったパンフレット内にあったマンガ。
「国に届け」ということで、とあるマンガのタイトルをパクッた感が満載です。
このマンガが「女子高生は恋のことしか考えてないように描いていてバカにしてる」
という声があったようです。
ストーリーとしては、参院選のことなど全く考えてなかった
ドジっ子の主人公が、頭の良いイケメンに影響されて選挙に興味を持つ、という内容。
まぁよくある展開ですね。
マンガ自体は別に悪くないし、マンガの後にはちゃんと18歳の若者を交えた討論会や
選挙の仕組み、政治(自民党主体)の年表などあり、若者をバカにしているわけではありません。
このドジな女子高生が主人公という設定は少女マンガではよく使われて、
大きな理由は、読者が共感しやすい(デキる子だと共感するのが難しい)からだと
勝手に推測しています。
また主人公の成長も描きやすいですしね。
啓蒙マンガでも同様で、これは既にいろいろ考える人向けのパンフではなく、
これから興味を持ってもらおう、というものなので、その点は問題ないと思います。
マンガで興味をひいて、その後の解説を読んでもらおう、というものですし。
ただ、一定の層からはこのような反発があるのは予測できたかな、とも思います。
次回は、恋愛か部活のことしか考えてない、おバカな男子高校生も出演させましょうねw
https://www.jimin.jp/18voice/kuninitodoke/