われらがコヤブ歴史堂の主管、コヤブさんがなんばグランド花月で、「小籔大説教」というイベントをおこなわれました。
実は、わたしも観に行ったんですよ。
予定では2時間半でしたが、なんと3時間もトークがあり、いや、まぁ楽しかったの何の…
このイベントに参加した人たちの“小籔さんとの御約束”で、ネット上でどんな話があったのか、ということは具体的に流してはいけないことになっているので、この場では詳細は申しません。
ただ、ただ、コヤブさんのトークおよびゲストの芸人さんとのやりとりの楽しい時間でした。
コヤブさんの哲学は、「コヤブ歴史堂」の中のトークでもわかるようにブレることなく、ズバっとまっすぐ直球。
なんというか… コヤブ歴史堂でもゲストで来られたことがある千鳥のノブさんなのですが、コヤブさんとの絡みが実におもしろい。
千鳥のお二人がゲストのとき、ほんとに楽しいんですよね。
そしてまたプラン9の浅越ゴエさん。ここでは書けませんが、コヤブさんとのちょっとしたやりとりなんですが、コヤブさんの激辛カレーに入った生卵のように、うま~く味わいをマイルドにして食べやすくしてくれるんですよね。ちょっとした一言をうま~く挟む…
そして、コヤブ歴史堂のコントでもおなじみの、今別府さん。あの人、わたしツボなんですよ。
これは是非、第2弾を期待したいところです。
さて、トークの中で「売れている人、活躍している人は、みんな異常者なんですよっ」という話がありました。(何か一つの部分あるいは複数の部分のどこかが特別に秀でている、という意味です。)マネなんてできないし、追いつく追い越すなんてそんな甘いもんではない。
ちょっと、この部分にわたしはすごく共鳴しました。
よくよく考えれば、歴史上の人物、とくに教科書に取り上げられている人物は、みな「異常者」です。
歴史の人物から学ぶ、なんてことをよく言いますが、はっきりいって、無理!
その人が、ものすごく特別だからこそ歴史に名を残しているのであって、大多数の凡人には参考にもならないし、マネなどとうていできませんよね。
卑弥呼。
女性でたくみに占いやまじないをして30あまりの国を統合し、邪馬台国をまとめる。
それがおとなりの中国にまで記録されている。
こんなこと、他に誰かしましたか?
聖徳太子。
それまでのばらばらな豪族連合のヤマト政権を中国のような集権国家にまとめようとする。
当時の常識をうちやぶって、冠位十二階とかを定めてしまう。
こんなこと、他に誰かしましたか?
中大兄皇子と中臣鎌足。
大勢力の蘇我氏をたおし、混乱を収束させて、律令政治の基礎を築く。
それまでとちがう国家の作りの方向性を明確にしてしまう。
こんなこと、他に誰かしましたか?
聖武天皇。
東大寺を建て、なんと大仏なんかを国家というか人民の力を結集して造立してしまう。
ピラミッドと同じで、奴隷や強制を用いて造ったものではありません。
多くの人々の力を結集する、人としての力を持っていないとそんな事業、推進できません。
こんなこと、他に誰かしましたか?
源頼朝、後醍醐天皇、足利尊氏、足利義満、足利義政、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康…
教科書に取り上げられている人物は、みな、その時代、他に誰も同じことをしていない業績をしているんです。
特別な、たった一人、なんです。
これは、その時代の“異常”、つきぬけている、あるいは次の時代を先取り、切り開き、次の時代の常識をつくった人ばかり…
同時代の大多数の中の特別な人。
学校の授業などでは、あまりに淡々と、こんなことをしました、こういう人でした、ふ~ん… と、なってしまうような説明が為されているかもですが、わたしは、もっともっと、その人たちの特殊性、時代の中の異常さを強調してもよいんじゃないかな、と、思っています。
コヤブ歴史堂で取り上げる人物…
できるだけ、その人たちの「つきぬけっぷり」を、これからもどんどん説明していきたいと思っています。