私たちが行ってたHilo Community Collegeをそれぞれ春、夏で卒業した私たちは1年間OPTという現地で働く機会をもらえるのだけど、7月に結婚したのを機にOPTをせずに2人で帰国することを決めました。
ただハーラウで8月に伊香保、9月に東京でのNa Hiwahiwa Hawai'iに出演が決まっていたので、それが終わってからということで10月に帰国することに。
そしてそれを7月終わりくらいかな、クムに伝えようと2人でクムのデスクのとこに行って
「クム、ちょっとお話があるのですが、、」と話しかけると怪訝な顔してから一言。「No! 聞きたくない！」と仕事をはじめちゃいました。。んーむ。。薄々何か気づいている様子。じゃあとりあえず今日はいいかーとその日は失礼しました。
そこから1ヶ月、2ヶ月過ぎ、ナヒヴァから帰ってきてから2人で再びクムの元へ。。再び、「クム、ちょっとお話があるのですが、、」と話しかけるとまたしても怪訝な顔で「No! 聞きたくない！」と。「いやいや、クム、どうしても今日は話さなきゃいけないの〜」と頼みこみ、ようやくクムがやれやれと眉をハの字にして聞いてくれることに。そこで2人で10月に完全帰国すること、そしてクムのフラを続けて行きたいので、日本でハーラウをやりたいという思いを伝えました。するとクムは涙を流しながら「2人がいなくなるのは寂しくなるよ。。私は2人のことを信じているから好きなようにやりなさい。そして3年後のホイケで正しく進んでいるか確認したらウニキをしよう！」と言って、ギュッとハグしてくれました。
その約束は叶わず、約半年後にクムは突然他界してしまいましたが、いつもいつもクムは私たちの中にいます。そしてクムを知る人たちが私たちのKe Anuenue Hula Studioの踊りを見て、「クムが君たちを誇りに思ってると思うよ！」という言葉をくれるときがクムの生徒として何より嬉しく、このまま前に進んで行きなさいと言われている気持ちになります。そしてクムが信じてくれていたことを、裏切ることなく変わらずにいたいと思います。
I love you, kumu!!!!