これでは、神話そのままね」と、母親はいいました。あくる日、わかい夫婦は、コペンハーゲンヘ旅立ちました。工務店 墨田区
そこで、新家庭をつくるのです。おかあさんも、水しごとをひきうけるのだといってついていきました。けれども、じつは家をきりまわすつもりだったのです。カーラはお人形のように、ガラスばこの中にすわっていなければなりませんでしたから。なにもかもあたらしく、ぴかぴか光ってきれいでした。
こうして三人は、いっしょにくらしました。それで、アルフレッドがどんなふうだったかというと、まず、ことわざでいう「ガチョウの巣の中の僧正さま」〔ぜいたくにくらすことをいう〕でした。
形の魔法が、アルフレッドをめくらにしていたのです。外ばこばかりを見て、中にあるものは目にうつりませんでした。これは、不幸なことでした。わけても結婚生活にとっては、たいそう不幸なことでした。外ばこがぼろぼろになって、外がわの金めっきがはげてしまうと、人は、じぶんがえらびそこなったことに気がついて、後悔します。