その子はこういって、ほかの子たちといっしょに、また屋根の上をとびまわりだしました。工務店 杉並区
三日めになると、みんなは、すこしはじょうずにとべるようになりました。そこで、これならじぶんたちだって、空中にじっとうかんでいることもできるだろうと思いました。ところが、いざやってみると、ドスンとおちてしまいました。そこでまた、ばたばたとはねを動かさなくてはなりませんでした。
そこへまた、下の道に男の子たちがやってきて、あの歌をうたいだしました。いいえ、あんなものはほうっておきなさいと、おかあさん鳥はいいました。おかあさんのいうことだけ聞いているほうが、ずっとましですよ。そら、一、二、三。さあ、右まわりにとびますよ。一、二、三。こんどは左のほうへ、えんとつをまわって。そうら、このほうがずっとましでしょ。いちばんおしまいのはばたきは、とてもみごとにできました。これならあしたは、おかあさんといっしょに沼へ行くことをゆるしてあげましょう。あそこには、りっぱな家がらのコウノトリが、いく組も子どもをつれてくるんですよ。