※加筆再掲です。
※すべて個人の感想です。
概ね頷ける。
良本だった。
「『毒親』の正体」
(Kindle版 713円)
この本の中で
『問題解決に向けて通るべき』と言ってる経過。
その大枠は
親の毒さやその影響を自覚→気持ちの発散→十分発散した後に親を理解→ゆるす(「許す」ではないとのこと)順番を飛ばさないようにとも言ってた。
とのことで。
ここにおいては私が今参考にしてるナリ心理学を彷彿とさせた。
自覚→発散→母親理解→母親も自分もダイヤモンドと即答可、て道筋のこと?って。
心理の改善法は万国共通なのかもなー
というか同じ意味をいろんな表現で繰り返し染み込ませたいので、私がその目的に合うように解釈してるってのもあるかな?わからんが
でその目的通り
今のやり方でいいんかって再認識したと。
ただこの流れの中で少し違うかなと思ったのは、目指すところをナリ心理学よりやや手前(下)に設定してる感じかなって。
0地点〜その手前(ダイヤ値−10~20?)あたりで「おおむね目標達成」的な雰囲気。
社会生活や家庭生活を何とかかんとかやってけるところ?
心がよろけても間もなく体勢立て直せる、辺りのレベル?
または良き配偶者や友人などと縁があれば良い人生過ごせそうかも?なライン?(つまり環境の当たり外れに左右されそうな感じ)
とか辺りに設定してる気がしたー。
(※疾患のある人も含めた“ひとまず”の目標地点なのかもなあ。臨床でやっていることを本にしたっていうからゴールがそこらへんなのかもな。そこがその人のゴールかどうかは医師には決められない、臨床でできることのゴールってことなのかも)
相対的にはすごく良くなってる。
てこと。
が、、
うん。
私はそれじゃ足りない😊
だが⚡️
既に学んでることについてより理解を深めるにはとてーも役に立った。
あと内容フツーに興味深い。
で、肝心の内容。
毒親とタイトルに掲げてはいるけど、毒親概念に対しては功績を讃えるとともに一人歩き?というか誤った方向にいくことを危惧してもいる様子(うまく言い表せないが)
そして親をタイプ分け。
毒親になった原因によって分けて、それによって対処法をわけることが大事と言ってる。
発達障害(世に言うグレー含む)ゆえ毒親になったタイプ、
愛着に問題ありでなったタイプ、
臨床的疾患ありのタイプ(うつ病、依存症他)
に分けてたかな?うろ覚え。
私が関心あったのは発達障害の親なので、他は愛着タイプが自分自身と被るとこあるから少し興味あって、疾患タイプはさらっと読んだ感じ。
で改めて、うちの母親は発達障害のASDタイプって確信が深まったよー。
方向性固まる、よきことだ。
ADHDタイプや混合タイプのことも書いてあります。興味ある方はどうぞっ
宗教にハマってる親のことも書いてあった👀
毒親自覚→乗り越えまでのプロセスを、大切な人を亡くした時のショック→立ち直りまでになぞらえてるところも、分かりやすくてよかった。
全体的に興味深くはあったなー。