クロサキさんは、
夜勤明けであまり寝ないで
2時間弱もかけてはるばる
私の所まで会いに来てくれました。
相当お疲れモードのようでしたので
そっと寝かしてあげる事にしました
＊ここまでの話
私はクロサキさんから、突然
「付き合ってくれるの？」と言われ、
彼氏が出来た事も嬉しかったし
恋活がやっと終わるという嬉しさと
これからこの人と始まるんだ
という
いろいろな感情が湧いて来て
車のテレビ📺を観てても上の空で
何ひとつ頭に入ってきません
それに私は
初めて会った人の車で眠れるほど
神経が図太くはありません
1時間くらい我慢したでしょうか？
私はこの日、生理🩸二日目で
(前日LINEで伝えたので彼も知っています)
腰は痛いし、ナプキンもそろそろ
心配になってきました
最初は幸せだった車内の二人空間も
彼があまりにも起きないので
私はだんだんとそこに居続けるのが
苦痛になってきてしまいました
もう帰りたい・・・
私、いつまでこうしてたら
いいの？
私がもしも男なら、
彼女を気遣って先に帰すけどなぁー
さすがに
もう我慢の限界になったので
彼をゆすり起こして、
「ゴメンね、私そろそろ
帰りたいからいいかな？」
「あーゴメンね、寝過ぎちゃった
オレもだいぶスッキリしたよ
頑張って帰るよー
こはるは今から帰ってDVD観るの？」
「そうだね眠くなかったら観ようかな？
とりあえずクロサキさんが
家に着くまでは心配だから寝ないで
起きてるねー」
「わかったよ！
じゃあ着いたらLINEするね」
そう言って、
おやすみのファースト💋を軽く交わして
サヨナラしました
家🏠に着いて早速お風呂に入りました。
気疲れと生理のせい🩸で
身体は相当しんどいのに
目だけは冴えてしまっていたので
彼の到着LINEを待つ間、
「冬ソナ⛄️」を観ていました
DVD10本かー
単純に考えても20時間以上？
けっこうたくさんあるなぁ
深夜2時前、彼からLINEが・・・
今到着したよ！深夜だったし、
スピード飛ばして帰ったら早かったよ！
DVD観てる？
観てたよ！あんまり頭に入ってこないけど
今日はいろいろありがとう
疲れてるだろうから、早く寝てねー
うん、今日はこちらこそありがとうね
おやすみ〜
私はその日の仕事が
夕方からの遅番でしたので
お昼過ぎまで爆睡していました
先に起きた彼から、
お昼にLINEが来ていました
冬ソナ、観たかな？
好き・嫌いあるからな？
こはるはどうだったかな？
今から続きを観るよ〜
でも夕方から仕事だから、
支度する時間までしか観れないかな？
邪魔しちゃ悪いから、
じゃあまた夜にLINEするよー
時間に余裕があって
自分が観たい時に観るなら
いいけど、
LINEの度に毎回「冬ソナ」の話ばかり
聞いてくるので、
なんだか
【義務感】でしかないような気がして
少しストレスになって来ていました
そして、
本人は（好き嫌いあるから）とは言うけど
お付き合いしたばかりの彼氏に
「イマイチだね」などと言える訳は
ありません
同調してあげたいけど、話が長過ぎて
どこをどう褒めればよいのか？
ポイントがわかりません
そして、感想を求められる以上
洗い物や家事をしながら、
テキトーに見る事も出来ません
なんだか、
クロサキさんの彼女になるための
【宿題】&【レポート】
を求められているようでした
彼女になるってのは試練が
必要なんだなぁ〜
まぁ、そこは誰と付き合ってもそうか。
今まで違う環境で育ってきた他人が
お互いに歩み寄りながら、
やっていくんだもんね。
私も彼の趣味に寄り添わなくちゃ
そんな気持ちになり、
苦痛を感じながらも
私は頑張ってDVDを観るコトに
しました
その日の夜、
私の遅番の仕事が終わり、家に着いた頃
クロサキさんからまたLINEが・・・
仕事、お疲れ様〜！
冬ソナ、何話まで観たかな？
またソレ・・・
ゴメンね、
よそごとしながら観れないから
まだ2話の途中だよ
お風呂出たら観るね！
ところで私って、クロサキさんの
彼女にしてもらっても
いいのかなぁ？
昨日の夜、
「付き合おう」と決まったんだから
そんな事は聞く必要はないんだけど、
私としてはのろけて欲しかったし
もう一回彼の愛を確かめたくて
そんな事をわざわざ送ったのです
イメージでは
もちろんだよ
もうオレの彼女じゃないか？
ハニー
今更、何を言ってるんだい？
とか
彼女にしてもらう
だなんて
オレのほうこそ彼氏に
してもらっちゃっても
いいのかな？って
逆に心配してるくらいだよ
オレこそ、こはるの彼氏に
してもらってもいいの？
うんもちろんよ！
クロサキさん、大好き❤😘
私を彼女にしてくれて
ありがとう
（こはるの脳内お花畑🌸劇場〜）
こうなるつもりでした
しかし、この私の
おのろけ質問LINEに対して
クロサキさんからは
思いもよらない言葉が
返ってきたのです！！！
続きます〜