転勤族の私たち
以前住んでいた社宅でのお話です
お時間があれば①もお読みくだされば幸いです
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ある日の朝です
家のインターホンが鳴り…
ボスママでした
「ちょっと！〇〇さん！！！燃えるごみの中に プラスチックのトレーが入っていたわよ！どういうことなの？？？」
「えっ？どうして家のゴミだとわかったのですか？」
「私 抜き打ちで ゴミの中身をチェックしてるのよ！何なの？あれ！プラスチック資源で出さなきゃだめじゃないの！びりびりに破いてあった 宅配便の送り状をつなぎ合わせてあなただと分かったわよ！」
確かに お肉のトレイを入れた覚えがあります
でも 資源として使えそうにない 洗っても取れない汚れのあるものは燃えるごみとしてだしてください というのが自治体からの決まりでした
ゴミ袋の中身を見られたショックで 言葉が出ない…
怖くて足がすくむ…
ゴミの中身を見られるのって すごく恥ずかしくて
裸を見られたような気持ちでした
長男を幼稚園につれていく時間で 胸が苦しくなって 妊娠中だった私はお腹も硬くなってしまって 苦しくなり うずくまってしまいました
ボスママは なにか 捨て台詞を吐いて帰りましたが
記憶がありません
トレーの汚れが落ちなかったから 燃えるゴミに出したという反論もできず
もう限界でした…
そのあと
ボスママは社宅中に噂を流しました
でも ボスママのことをよく思っていない方の方が多く
大丈夫？あれはやりすぎよね
と声をかけてくださる方がたくさんいました
限界に来た私
夫も見かねて
マイホームへの道が加速
元々探してはいたのですが
それから土地も見つかり 建築もスタート
マイホームが建つまでの数か月は苦しかったですが
あと少し あと少しと 頑張りました
念願の 社宅脱出
転勤のことを考えると不安だけど
本当に天国のようでした
広かったし アクセスも良かった社宅だったけど
さよならしました
社宅という独特な文化
私たちにとっては２か所目の社宅でしたが
やはり 会社でつながっている人間関係と
プライベートな時間までも つながってしまうって
私には向いていなかったです
社宅生活が楽しいって方も中にはいましたが
約３年周期でやってくる全国転勤
我慢して住んでいる方の方が多かったです
長文 読んでいただき ありがとうございました
あっ…その後のボスママですが
離婚したそうです（旦那様も愛想が尽きたのかな）
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